（旧）あたしンちのおとうさんの独り言

拉致被害者の家族５人の方が帰国

拉致被害者の家族５人の方が日本に帰国され、親との再会を無事果たしました。
夫ジェンキンスさんが来日を拒否した曽我さんは後日北京で再開の方向で調整することになりました。
安否不明者１０人についても日朝共同で再調査することになりました。
という訳で、今回の小泉首相訪朝は、それなりの成果があった、という個人的な感想を持ちましたが、家族会の方々は、考えられる結果の中で最悪の結果だったということで、ひどく憤慨されていました。私の考え方はやっぱ甘いのかなぁ。。
確かに、こんなに簡単に支援の約束してきちゃって、あの北朝鮮が安否不明者の再調査などまともにやるはずがない！という気もしないでもありません。
今後、いい方向に向かうことを祈るばかりです。

でも、考えてみれば、今回帰国（という言い方が正しいかどうかも？ですが）された５人のこどもたちも、生まれたときから北朝鮮人として教育を受けてきて、もう２０歳前後なわけですから、親に会うためとはいえ、有無を言わさずつれて来られ、いきなり、今日からお前は日本人だと言われても、日本語もまともに話せないし、国に恋人を置いてきた人もいるかもしれないし、戸惑いは大きいでしょうね。
今後、いい方向に向かうことを祈るばかりです。

拉致被害者の家族５人帰国、曽我さんは北京で再会の方向　(asahi.com 2004/5/22)

小泉純一郎首相と朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の金正日（キム・ジョンイル）総書記は２２日の会談で、拉致被害者５人の家族８人のうち、蓮池さん夫妻と地村さん夫妻の子供計５人の帰国で合意した。５人は同夜、政府専用機の予備機で帰国し、１年７カ月ぶりに両親と再会した。首相は曽我ひとみさんの夫で脱走米兵とされるジェンキンスさんと子供２人に会い、帰国・来日を促したが受け入れられず、近く北京などで曽我さんとの再会をめざす方向で調整する。総書記は安否不明者１０人について再調査を約束。首相は食糧２５万トンなど人道支援を行い、近く国交正常化交渉を再開する方針を表明した。しかし、拉致被害者の関係者からは「想定していた範囲で最悪の結果だ」との批判が出ている。

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ようこそ、おかえりなさい by Mt.EGE さん(2004/5/22)