ユーロの正体

ユーロの正体 通貨がわかれば、世界が読める (幻冬舎新書)
安達 誠司
幻冬舎
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ユーロの歴史、ユーロの構造、そしてユーロ危機とはどういうものなのか、ということが良くわかりました。
「消費税増税しないと日本もギリシャのように財政破綻を起こしてしまう」というのが、増税するための全くの嘘八百であることがよーくわかります。

~ もくじ ~

はじめに
プロローグ なぜユーロ危機はいっこうに解決しないのか
第一章 ユーロはこうして苦難を乗り越え、成立した
第二章 ユーロが失敗することはEMS時代にわかっていた!
第三章 ユーロの正体を経済学から読み解く
第四章 ユーロ危機の正体
第五章 ユーロは今後どうなるのか
第六章 日本が危機に巻き込まれるとき
エピローグ 日本が真にユーロに学ぶべきこと

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ともかく「はじめに統一通貨投入ありき」という強引な手続きの影響が、いまになって顕著にあらわれ、ユーロ危機の混迷を深めています。(P16)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

結論を言うと、「日本が今回のユーロ危機から真に学ばなければいけないこと」は、「日本がギリシャ化する前に、消費税を上げて財政再建しなければならない」という現在の日本政府の考え方が、明確な誤りであるということです。(P25)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2039日)、、、
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book20130207
読書メーター – atasinti

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