電子マネー革命

「電子マネー」や「ポイント制度」が抱えている問題について、多少大げさなフィクションを交えることで、とってもわかりやすく説明してくれます。
そしてさらに進んだ「世界共通マネー」へと「夢」が広がっていきます。
中々面白い。
よくよく考えてみれば、「電子マネー」が登場するずっと前から、私たちはすでに「現金」を手にすることなく、支払いをしていました。給料は銀行に振り込まれ、そのまま公共料金やらローンが引き落とされていました。
そんなわけで、今後、この本のような世界が訪れるのかどうかはわかりませんが、なんだかワクワクします。
個人的には、お財布もカードも持つことなく、手のひらで、お店の支払いも電車に乗るのもできたらいいのになぁ、と思う今日この頃です。

~ もくじ ~ 

はじめに―迫りくる「現金絶滅」の日
第一章 「おカネ革命」進行中
第二章 「資金決済法」があなたのおカネを守る
第三章 電子マネーに似ているけれど
     -ポイントは「オマケ」か
第四章 「おカネ革命」が新たな市場をつくる
第五章 「おカネ革命」は世界へ
おわりに―電子マネーが通貨を超える日
主要参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「私がおカネの価値を信じているのは、みんながその価値を信じているからである」
価値の根源は、ほかでもない利用者の信用。それが現代のおカネの姿なのである。(P255)

 
これで、、、2007年07月13日以降(1326日)、、、
読んだ本   238冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 54201ページ (1日平均40ページ) + 413ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本が2冊あります。221ページ+192ページ)


読書メーター – atasinti

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