コミュニケーションは、要らない

コミュニケーションは、要らない (幻冬舎新書)
押井 守
幻冬舎
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アニメ監督の押井守さんによるコミュニケーション論、というよりも日本語の問題、いや、日本語を話している日本人の問題についての自論。
ちょっと右に偏っている気はするが、中々面白い。
とくにTwitterやFacebookが、実は、本質的なコミュニケーションを阻害しているというのは、確かにその通りかもしれない。

~ もくじ ~

まえがき
第1章 コミュニケーションのできない日本人
第2章 僕は原発推進派である
第3章 曖昧な言葉が生む無責任な世界
第4章 日本はまだ近代国家ではない
第5章 終わりなき日常は終わらない
第6章 自分の頭で考える-本質論の時代

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「とりあえず危険なのだから原発に反対だ」では決定的にダメなのだ。
そんな危険な原発がなぜ日本に数十基もあったのか、それを是としたこの国のありようを問うことなしに、どんな話も始まりようがないのだから。(P10)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

僕は携帯電話やPCによるインターネットとはコミュニケーションツールなどではなく、世界への窓口を限定することに成功したツールだと思っている。
ひきこもりというのは顕在化していないだけで昔からいたわけだが、これらのツールが、その環境を御膳立てしたのだ。(P42)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2179日)、、、
読んだ本   447冊 (1日平均0.20冊)
読んだページ 102556ページ(1日平均47ページ)
\(^O^)/ 1日平均ページが1ページ増えた!

book20130701
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