世界は宗教で動いてる

世界は宗教で動いてる (光文社新書)
橋爪 大三郎
光文社 (2013-06-18)
売り上げランキング: 1,983

それぞれの宗教の本質をつかむと、アメリカ人が、ドイツ人が、中国人が、インド人が、アラビア人が、なぜあのような行動をするのか、なぜあのような考え方をするのか、ということが見えてくる。
そして日本人にはなぜ理解できないのか、ということも見えてくる。
中々面白い。

~ もくじ ~

まえがき
第一講義 ヨーロッパ文明とキリスト教 -イエスの父はヨセフか、それとも神か
第二講義 宗教改革とアメリカの行動原理 -ウォール街の”強欲”をどう考えるのか
第三講義 イスラム文明の世界 -イスラム教は平和のための宗教
第四講義 ヒンドゥー教とインド文明 カーストは本質的に平等
第五講義 中国文明と儒教・仏教 -儒教はなぜ宗教といえるのか
第六講義 日本人と宗教 -カミと人間は対等の関係
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

クアルーンが神の言葉で正しく、それが思考や行動の基準になることが原理主義だというのであれば、私は原理主義者だし、すべてのムスリムは原理主義者だと思う。しかし、法律を無視して手段を選ばず、過激なテロや政治活動を行なうという意味であれば、私はそうではないし、九九.九%のムスリムもそうでないと思う。(P143)

 
 
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book20130719
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