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いろいろな生物の性がヒトの性とどう違うのかという点が詳しく書かれていて、肝心のなぜ男の方が女より寿命が短いのかについてはさらっと流されてしまった感じが・・・
iPSの話は非常に興味深い。
ヒトのクローンができたとしても、生物学的にクローンであるだけで、その人の経験や知識までコピーされるわけではないんだよね。
コピーを作るのではなく、自分の体の細胞を次々と新しいものと置き替えていくことで、不老不死を得られる?
~ もくじ ~
まえがき
第1章 なぜヒトは男と女の2性なのか
第2章 男と女はどうやって決まるのか
第3章 実はあいまいだった男と女の区別
第4章 男と女の出会いの秘密
第5章 本当に男は生物学的に役立たずなのか
第6章 男女の概念をひっくり返したiPS細胞
あとがき
主要文献
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
スポーツ競技としては男と女の線引きが必要ですが、生物学的には厳密には線引きできないものだと考えるべきだろうと思います。生物学的にはあいまいさが残る分野だと理解するのがよいのです。(P133)
~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
私の専門である発生生物学の支店だけでは、「性の不思議」の全容を述べることはできません。遺伝学、動物行動学、生理学、生態学、進化学などの総合的な視点から考えなければその謎は解けないことは間違いありません。特にヒトの性は「何でもあり」の世界ですから一筋縄にはいきません。(P229)
これで、、、2007年07月13日以降(2424日)、、、
読んだ本 509冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 117931ページ(1日平均48ページ)
atasintiさんの読書メーター
この本を昨日読み終えていたら、2月の読書量も目標の2000ページ超えていたんだなぁ。。。