無茶振りの技術

無茶振りの技術 (日経プレミアシリーズ)
高城 幸司
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 54,031

無茶振りしても感謝される人もいれば、嫌われる人もいる。
ということで、どうすればうまく仕事を他の人に振ることができるかについての解説本。
仕事を抱え込むことの弊害と仕事を振ることによる利点についてわかりやすく解説しており、役に立つ話も多いです。

もっとも、この本に出てくるレベルでは、ただ仕事を振っているだけで、「無茶振り」とまでは言わないような・・・
たとえば、下記のなるほどな一文の一個目に引用した文は、ブラック企業が蔓延っている状況をわかってこの人は書いているのだろうか?

~ もくじ ~

まえがき 仕事は無茶振りで成立している
1章 社長だって仕事を振られている
2章 なぜ、あの人は仕事を抱え込むのか
3章 この「やらされ感」は、どこから来るのか
4章 あえて突然、振ってみる
5章 おいしそうな仕事に加工するための7か条
6章 「何かあったら連絡して」と言ってはいけない
7章 無茶振り上手になる意味
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「自分は、仕事を振られてばかりだ。つまらない」と嘆く人をよくみかけますが、働く機会を与えられるということは、それだけ頼りにされているということ、チャンスを与えられているということです。
働く人間にとって、最も恐れなければいけない状況、それは業種や職種、階層にまったく関係なく、「仕事を干される」ことです。(P26)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

男性は不器用だから、女性から「なぜ私のことが好きなの?」と聞かれたときに、合理的に説明しないといけないと思ってしまいがちですが、それがそもそもすれ違いの始まりだと思います。
「僕は女優の○○がすごくタイプなんだけど、君はちょっと似ていると思うんだよね。それから・・・」なんて説明されると、じょせいだって興ざめしてしまうでしょう。それと同じです。女性としては、「私の気持ちを高める言葉をちょうだい」と思っているだけだったりするのですから。(P132)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2463日)、、、
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book20140408
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