SNSのタイムライン制御

facebook20140607

FacebookやGoogle+といったSNSはフォローしている人の全ての投稿がタイムライン(Google+ではストリーム)に表示されるわけではなく、SNS側のアルゴリズムによって間引きされているということは、以前より話題になっていました。

ここで、同じようにタイムライン制御を行なっているFacebookとGoogle+ですが、この2つのSNSには大きな違いがあります。
Google+にはフォローしている人をサークルに分け、サークル毎に表示の優先度を設定できる機能があります。すなわち、多少なりともユーザ側にも表示設定の自由が与えられているわけです。
しかし、Facebookにはそのような機能はま~ったくありません。

そして本件に関してFacebookでは面白いことを答えています。

Facebookでのオーガニックリーチ: 皆さんの疑問にお答えします | Facebookビジネス

他のオンラインフィードプラットフォームには、すべてのコンテンツをリアルタイムで表示するところもあります。しかし、リアルタイム表示方式には限界があります。
利用者は押し寄せる記事を追うだけでやっとで、ログインしたときにトップに来ていない記事は見逃されがちです。つまり、最も価値がある記事が目に入らない可能性が高いということです。

ここで重要なのは「最も価値がある記事」とはどんな記事かということです。
Facebookの言う「最も価値がある記事」はユーザにとって最も価値がある記事ではありません。
Facebookが読ませたい記事だということです。
どんなアルゴリズムかはわかりませんが、結局のところ、フォロワーが多く、コメントやいいねが多い人が優先され、少数派は無視されているのでしょうか?
そして必ず表示されるのは、大金を払ってくれるサポンサー企業の記事などでしょうか。。。

Facebookはそういうサービスだということを十分理解した上で使うべきですね。

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