ウィキリークス以後の日本

上杉隆さんによるウィキリークスがもたらした世界の変化について、
そしてなぜ日本はそれについていけてないのか、
の解説本。
ただ、上杉さんが書くとどうしても記者クラブ批判について多くのページがさかれてしまうけど、
それは真実だからしかたないのかな。。
なにしろ、上杉さんが最も言いたいのは、ウィキリークスのことでもアサーンジさんがスキンを使わないということでもなく、日本の記者クラブが諸悪の根源だということなのでしょうから。

~ もくじ ~ 

第1章 ウィキリークス騒動の真実
第2章 ウィキリークスは何をしてきたのか
第3章 アサーンジとは何者か
第4章 日本の反応は世界の非常識
第5章 すべての問題は記者クラブに通ずる
第6章 「自由報道協会」(仮)が日本のジャーナリズムに革命を起こす
第7章 革命に至る道のり
第8章 これから何が起こるのか
世界はものすごい速さで動き続けている―あとがきに代えて

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大手メディアによる情報公開ならば歓迎するが、記者クラブ以外は認めない。ユーチューブに投稿されたら暴露・流出だが、自分たちに持ち込まれたら”独占スクープ”になる。(P173)

~ もうひとつなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

国家もメディアも、そして市民一人ひとりも、情報はすべて漏れるという前提の世界を生きざるを得ないことを認識しなければならない。情報を完全に管理するということは、もはや不可能で時代遅れの思考なのだ。(P201)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1379日)、、、
読んだ本   250冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 56939ページ (1日平均41ページ) + 413ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本が2冊あります。221ページ+192ページ)


読書メーター – atasinti

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