シャルリー・エブドの絵は風刺画か差別か?

テロ行為は絶対に許してはならない。

しかし、反テロではあっても、反イスラムであってはいけないと思います。
イスラム教徒=テロリストではありません。
イスラム教徒の大部分の人々は、まじめにつつましやかに暮らしており、お金のために人を騙したりすることもなく、平和を愛している人たちなのだということを忘れてはいけません。

テロリストをコケにする風刺画はOKですが、イスラム教徒をコケにする風刺画は差別になると思ってます。

シャルリー・エブド最新号の風刺画がイスラム教徒に対する差別かどうかが議論になっています。
描いた人は、決してイスラム教徒をバカにするつもりはなく、テロリストあるいはテロ行為をコケにした絵なのだと言うかもしれません。
イスラム教については何も知らない私が見た印象は「テロリストがやっていることはムハンマドさんも嘆くような行為なのだ」という反テロの風刺画だと感じました。
しかし、その絵が差別かどうかを決めるのは、描いた側ではなく、見る側だと思います。

いじめの問題と同じです。
いじめについても、その行為がいじめであったかどうかは、それを行なった側が決めることではなく、受けた側がいじめられたと感じたならば、それはいじめになると思います。

同じように、大多数のまじめに敬虔に生きているイスラム教徒の人々が、その絵を見てイヤな思いをするのであれば、それは風刺画ではなく、イスラム教徒への差別になっていると思います。

しかし、これは差別だと感じた時に、それを暴力行為で訴えると、それはテロになります。
ペンにはペンで応えればよいのです。

話はそれますが、ほんの一握りのマニアしか手にとらないような超マイナーな新聞が、テロの被害に遭ったことで世界的に有名になって、多くの人が買い求めることになったというのも一つの面白い事実です。
 
 
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カテゴリー: News

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