つながり進化論

つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)
小川 克彦
中央公論新社
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通信技術の進歩によって人と人とのつながりはどう変わったか、あるいは逆に考え方や暮らし方が進化し、人と人との繋がり方が変化した、そんな人々の多くに利用されているサービスは技術的などんなところが受け、利用されなくなったサービスは技術的などんなところがまずかったのか、という人々のつながりの進化と技術の進化の関係についてアレコレ、そんな本です。
少々技術的な記述が多い気が・・・
でもSecondLifeの何がまずかったのかとか、よーくわかります。

~ もくじ ~ 

はじめに
序章 今どきの学生、ネットをどう使っているのか
第1部 技術から見た人と人とのつながり、その進化をたどる
 第1章 個人をつなげるサービス - 固定電話からケータイメールへ
 第2章 新たなつながり方の誕生 - パソコン通信からTwitterへ
 第3章 失敗してしまったネットのサービス
第2部 心情から見た人と人とのつながり、プラスとマイナスのつながり方
 第4章 つながりの心情 - プラス面
 第5章 つながりの心情 - マイナス面
第3部 人と人とのつながりの未来を考える
 第6章 人の心情はどう変わっていくのか
 第7章 これからのネットに求められること
あとがき
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「つかず離れず」のつながりは九〇年代からの若者の特徴である。数あるサービスで広く普及したのは、このつながりに相性のいいサービスだけだった。ネットとリアルの相互作用でますます「つかず離れず」になり、表面から感じられない孤独な若者が増えているのかもしれない。(P196)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ネット世界は偶然のつながりを求めて広がるのに、安心してつながる場所の少ないリアル世界は縮んでいると述べた。しかし、リアル世界でほんとうに縮んでしまったのは自分自身の心といえないだろうか。(P226)

 
これで、、、2007年07月13日以降(1390日)、、、
読んだ本   251冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 57199ページ (1日平均40ページ) + 413ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本が2冊あります。221ページ+192ページ)

1日平均ページが1ページ減っちゃった。。。

読書メーター – atasinti
 

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