「ガンダム」の家族論

「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)
富野 由悠季
ワニブックス
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ガンダムの原作・監督の富野さんが、ガンダムやそれ以外の彼の作品の中で描かれた家族のエピソードやその家族関係をもとに、家族とはなにか、ということを考えるとともに、それぞれの作品にて家族の何を描きたかったのかを解説してくれています。
ということで、中々面白い。
一気に読んでしまいました。
ガンダムが単なるロボットアニメではなかったことがよ~くわかります。

~ もくじ ~ 

はじめに―アニメーションの現場から
第1章 アニメで「家族」が描けるか
第2章 好き合って結婚したのに何故つらいのか
第3章 父性と母性の文明史
第4章 子育てをしてこなかった僕が娘に伝えたこと
第5章 「家族」とは修行の場だ
第6章 「家族」の未来へ
第7章 「ガンダム」世代の親たちへ
おわりに―アニメは僕の学校だった
富野由悠季フィルモグラフィー

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「『ガンダム』の富野」というレッテルを、僕は突破できなかった。(P203)

~ もうひとつなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

与党になった民主党は、「これでやりたいことができる」と錯覚してしまい、そこでリアリズムを忘れて”夢”を語ってしまった。はしゃいでしまったと言ってもいい。それが今の迷走の理由ではないか。(P218)

 
これで、、、2007年07月13日以降(1401日)、、、
読んだ本   253冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 57645ページ(1日平均41ページ) + 413ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本が2冊あります。221ページ+192ページ)


読書メーター – atasinti

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