日本の敵 よみがえる民族主義に備えよ (文春新書)
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宮家 邦彦
文藝春秋
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自由主義と共産主義の冷戦は自由主義の勝利に終わった。
その結果、第二次世界大戦以降封じ込まれていた「民族主義」がよみがえりつつある。
とくにアジアでは中国が隋や唐の時代の「冊封」秩序の復活を目指しているような動きをみせている。
そんな中で日本はどうするべきか。
日本の最大の敵は中国ではなく日本の中にいるガラパゴス型保守。
かなり偏った内容で安倍政権を称える内容です。
個人的には、一部賛同できる箇所もあり、賛同しかねる箇所もありますが、いろいろ勉強になりました。
~ もくじ ~
はじめに
第一章 帰って来たロシアの熊
第二章 「イスラム国」後の中東世界
第三章 マーシャルのネットアセスメントとは何か
第四章 ネットアセスメントを中国に応用する
第五章 中国が狙う対米「第二ラウンド」
第六章 「米国の凋落」は本当なのか
第七章 新民族主義時代の日中韓関係
第八章 中央アジアの地殻変動
終章 日本の敵
あとがき
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
日本人は過去七十年間、敢えてリスクを取らないできた。今こそは国民の平和と安全のために正しいリスクを取れる国になるべきである。(P234)
これで、、、2007年07月13日以降(3005日)、、、
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