内定は大学1年の時に?

大学4年間のうち、勉学に励むのは2年半で、残りの1年半は就職活動。
大学から「早すぎる就活は学業のじゃまになる」という批判が出ても、企業はいい人材を確保するために自主規制を守らない。
企業には、大学での成績は関係なく、大学のブランドだけを評価する。
なぜなら、大学在学中に学生が勉学に励んでなんかいないことを知っているから。
なんとも悲しい状況です。

ならばいっそのこと、規制をやめて、大学1年で内定を出したらいいじゃないと言うご意見も。

就活の規制を廃止して卒業を「前倒し」せよ : アゴラ – ライブドアブログ at 2015.10.16

こういう無意味な自主規制はやめ、内定は1年生から自由に出せばよい。かつて外交官試験は、大学3年で合格して中退できた。人手不足の中で、18歳から22歳の戦力が活用できれば、企業は活性化するだろう。「中退」に抵抗があるなら、大学は単位数ではなく「卒業試験」で前倒しで卒業認定すればいい。

もちろん内定をもらっても勉強したい学生は、卒業まで大学で勉強すればいい。そういう本当に勉強したい学生だけが(年齢を問わず)勉強するのが、本来の大学だ。そうすれば大学にも(学生にいてもらうために)教育内容の競争が起こるだろう。

  
本末転倒のような気もするが、、、
つまりは、大学の存在価値が問われているのではなかろうか。
 

コメントを残す