睡眠のメカニズムや睡眠障害がどのようにして起きるのかを理解して、よい睡眠をめざしましょう、という本。
人の体内時計が約25時間で1日と少しずれていることは有名ですが、もともとそうだったわけではなく、夜が明るくなったせい。わずかな灯りも体内時計を狂わせる。
もっとも覚醒しているのは起きて2時間後と(本来)寝る時間の2時間前で、後半の覚醒時間は生殖のために用意されたもの。
などなど、睡眠に関するあれやこれやがとてもよく理解できます。
寝る直前までテレビやパソコンの明るい電気を浴びるのはよい睡眠にもっともよくない、わかっちゃいるけど、今夜もビール片手にパソコンの前に・・・
~ もくじ ~
はじめに―かくいう私も悩まされた
第一章 もっとも多くの人が悩む病、不眠症
第二章 長い夜との闘い 睡眠と不眠をめぐるドラマ
第三章 人はなぜ眠るのか 睡眠のメカニズム
第四章 不眠症にはタイプがある
第五章 不眠症を克服する
主な参考文献
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
求めないときに、容易に手に入り、求めようとすると、得られないのである。求めようとする意識が、かえって眠りの邪魔をする。このことは、よい眠りをとるために心得ておくべきことでもある。(P40)
~ もうひとつなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
昼夜関係なく働いて、生産し続けるという効率本位の考え方の前では、人類がこれまで維持してきた睡眠のメカニズムなど、ほとんど考慮されることはなかった。適応を迫られたのは、工場の機械ではなく、人間のほうだった。(P54)
これで、、、2007年07月13日以降(1446日)、、、
読んだ本 265冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 60242ページ(1日平均41ページ)
読書メーター – atasinti
眠れない人間は、電照菊化しているということでしょうかね?
休む前のテレビやパソコンは、ご法度か・・(^_^;)
日が暮れたら、ろうそくの明かりくらいにして、早く休めたらなぁ・・。
sweepさん、コメントありがとうございます。
寝る前は、かろうじて本を読める程度の灯りで、
難しい本を読むのが、
良い眠りに入るにはいいそうです。
ただし、ワクワクするストーリーや思わず引き込まれてしまストーリーの本などは逆効果だそうです。
なるほど(・☆)・・。難しい本か・・( ..)φメモメモ
今思い出しましたが、まばたきをできる限り早く、少し疲れるくらいまで行うと自然と目が閉じてきます。(赤ちゃんの場合は、眉間のところを上から下になでると、眠りかかっている時とか効果的です。)
逆に、目を酷使していたら、私は夜休む時に、目が閉じなくなり、困ったことがあります(^_^;)
どんなに閉じようとしても、目があいてしまうので、手で強制的に瞼を下げて、上から押さえて休みました(笑)
私の場合は、眠くて困ったことは毎日のようにあるものの、
眠れなくて困るということはまったくといっていいほどなかったので、
ホントのところ、よく眠るための云々カンヌンはどうでもよかったりしてます(^^;