日本人の「食欲」は世界をどう変えた?

日本人の「食欲」は世界をどう変えた? (メディアファクトリー新書)
鈴木裕明
メディアファクトリー
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日本の食糧自給率は約40%で政府は自給率向上を目指している。
しかし自給率40%ではホントにダメなのか?
自給率100%にしたら幸せな未来が待っているのか?
また、日本の贅沢な食生活が途上国で飢えている人たちの食糧をうばっているのではないのか?
彼らが必要な食糧は日本は途上国からは買っておらず、米国などから購入しており、途上国から買っているのは贅沢品。それを日本が買うことでその国で新たな産業が生まれ雇用が生まれている。
食料の価格高騰は食糧が不足しているからなのか?
いや食糧の価格は投機資金によって上下している。
そんな「食」についてアレコレ考える本。

~ もくじ ~ 

はじめに 「私たちの食はこれでいいのだろうか」
第1章 食料自給率で、日本がわかる
第2章 自給率に理想値はあるか?
第3章 日本のグルメはどう見える?
第4章 安い食糧と途上国
第5章 弊害を最小に、利益は最大に
第6章 世界に打って出る日本
おわりに 「非合理」が幸せを生む

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

快適な生活の維持や食の安全保障という観点からも、日本人が世界から食料を輸入することは「悪」などではない。(P69)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

多額の補助金や投機資金が食糧価格を上下させる傾向がある以上、市場価格は必ずしも食糧需給の実情を表しているとはいえない。(P114)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1483日)、、、
読んだ本   273冊 (1日平均0.18冊)
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