ベルギーが分裂しないのはビールがあるから?

来年もまた、ベルギービールウィークエンドで、いろいろなベルギービールを楽しむのだ!
\(^O^)/
 
 
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ベルギーが分裂しないのはビールがあるからだ。なぜなら…

ここベルギーでは、銘柄も指定せずに「とりあえずビール!」と、冷え切ったラガービールをジョッキでがぶ飲みする人はいない。誰にも、お気に入りのタイプや銘柄があって、TPOに合わせてあれこれ悩むのも楽しみのうちだ。ビールの注ぎ方や利き酒コースに始まり、チーズとのペアリング、素材や料理とのマッチング、ビールを使ったヌーベルクイジーヌを売りにするレストランやイベントがあり、ビールをテーマにしたミュージアムや専門ショップがあちこちにあり、一年を通じて、ビールのフェスティバル、ツアーや講演会が開かれている。

ビール専門のコンサルタント、ヘールト・ヴァン=リルデ氏は、「ビールは製品でしかないけれど、豊かなビール文化はベルギー人の文化遺産そのもの」と誇らしげだ。

 

オランダ語共同体政府で文化大臣を務めるスフェン・ガッツ氏は、かつて、ベルギービール醸造家組合の理事も務め、今回、ユネスコの文化遺産登録を成し遂げた功労者の一人だ。「ビール文化の豊かさは、ベルギー人が多様性を重視する価値観の象徴なのでは?」と問いかけると、「まさに…『ベルギーのビール文化』と『ベルギー人気質』には深い相関がある。」という。

「多様性を認めるということは、気の遠くなるような歩み寄りや調整により絶妙なハーモニーをもたらすことでもあるんだ。」と付け加えるのは、ヘールト・ヴァン=リルデ氏。たしかに、ベルギー人気質を語るとき、調整上手や妥協上手が控えめに語られる。列強に囲まれて、多くの言葉を解し、誰もが文化的民族的マイノリティのようなベルギー人は、強権的にではなく、時間をかけて歩み寄って接点を見つけるのがうまい。家族や友達と語らいくつろぐ時、異なる立場や意見を持つ人々が、議論を積み重ね、歩み寄る時、そこに必ずビールがある。

 
 
それはそうと、ベルギービールウィークエンドのアプリがずっと下記の画面のまま動かなくなってしまったのを、なんとかしてほしい・・・

 
先日アプリの更新があったので直ることを期待したんですが、残念ながら結果はかわらず。
飲んだベルギービールをもう何種も登録できていないのだ!
早く動くようにしてくれ~~~
しーゆー。
 

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