日本経済新聞出版社
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ベンチャー企業として出発したサントリー、かたや三菱財閥系の豊富な資金力に寄りビールの量産工場を持ち、一時はシェア60%とこれ以上増えたら独占禁止法により分割されるという状態だったキリン、会社の社風も社員に求められることもまったく異なる2つの会社の歴史と今を比較。
中々面白いけれど、どうせなら、スーパードライでキリンから首位を奪取したアサヒや、ほとんどこの本でも話題に上がらないけど北海道では人気のサッポロもまぜてほしかったおとうさんです。
サントリーはいい会社だったんだなぁ・・・
えっ?
なぜ過去形かって?
~ もくじ ~
はじめに
第1章 21世紀のビール・飲料業界
第2章 サントリー 「やってみなはれ」の元ベンチャー
第3章 キリン 凋落した巨大企業
第4章 ビール・飲料会社の現場力
最終章 市場の勝敗を決めるもの
おわりに
文庫版に寄せて
巻末付録 大手4社のビール類新商品
~ なるほどな一文 ~
中学や高校の生徒にたとえると、キリンはクソ真面目な学級委員、対するサントリーはちょっとやんちゃなクラスの人気者、女子にも好かれる(P149)
これで、、、2007年07月13日以降(3472日)、、、
読んだ本 775冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 185522ページ(1日平均53ページ)
atasintiさんの読書メーター
「とりあえずビール」というのをやめさせたい。「ボクは○○ビール」「わたしは△△ビール」という世界にしたい。
というキリンの人の話がありましたが、ビール好きのおとうさんとしてもそんな世界になってくれることは大賛成です。
でも日本の飲食店の多くはまだビールは1種類かせいぜいジョッキの生と瓶ビールの2種類を置いているくらいなので、まだまだ先の話のようです。
しーゆー。