国税局査察部24時

国税局査察部24時 (講談社現代新書)
上田 二郎
講談社
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国税局査察部、いわゆるマルサの仕事の内容を小説風に紹介しています。
なかなか面白い。

マルサが密かに張り込みや尾行や銀行調査などの内偵調査を行う内偵部隊と、内偵調査の結果、事務所や家に乗りこんで家宅調査を行い決定的証拠をつかむ実施舞台に分かれていて、まったく異なる仕事を行っているというのは知りませんでした。尾行調査からガサ入れまで全部同じ人がやっていると思っていました。
この本は主に内偵調査の内容が中心です。

我々サラリーマンは給与を受け取る前にもう税金を抜かれており、まったく関係のない世界ですが、我々がバカを見ることがないように、稼いでいるところからはしっかりと、もっともっと税金をとってきてほしいものです。
がんばれマルサ!

~ もくじ ~

はじめに
マルサで使う主な「隠語」集
第一話「繁華街の帝王」篇 -査察官は尾行する
第二話「原発から流れ出るカネ」篇 -張り込みの妙味
第三話「悪さをする約束手形」篇 -上司と喧嘩、同期との競争
第四話「FXとタックス・ヘイブン」篇 -最新の脱税手口を見破れ!
第五話「講座売買屋の暗躍」篇 -マルサの女、そして家族
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3513日)、、、
読んだ本   783冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 187877ページ(1日平均53ページ)


atasintiさんの読書メーター
 
 
実は一番面白かった話は「おわりに」に書いてあった「マルサ」を辞めてからの話だったりして・・・
しーゆー。
 

カテゴリー: Book

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