この世はウソでできている (新潮文庫)
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池田 清彦
新潮社 (2016-01-28)
売り上げランキング: 93,111
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ダイオキシンとか地球温暖化とか、科学的に間違っていたことが分かっても、なぜ間違っていたという情報は広がらず、そしてその対策に莫大な税金がつぎ込まれ続けるのか?
それはそこに利権があるからです。
~ もくじ ~
はじめに -「健康のため」「安全のため」「環境のため」というウソ
第1章 民主主義のウソ
第2章 ウソの道具としての科学
第3章 世界を動かすウソのからくり
第4章 現代人はどんな「ウソ」にだまされるのか
おわりに -絶望の先の希望、希望の先の絶望
解説 松原隆一郎
~ なるほどな一文 ~
科学を使った金儲けが、」個人の欲望をうまく解放するような金儲けだったらいいのだけれども、人をだまして健康不安を煽って金儲けする道具に科学が用いられるケースが増えていることが問題なのである。(P170)
~ もう一つなるほどな一文 ~
環境や健康を旗印にすれば、政治家や官僚は国民をコントロールできる。そして、そこに利権が生まれるのだ。(P220)
これで、、、2007年07月13日以降(3525日)、、、
読んだ本 786冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 188606ページ(1日平均53ページ)
atasintiさんの読書メーター
人々を信じ込ませるキーワードが「健康」「安全」「環境」なのでした。これらのキーワードが出てきたら何か怪しいと思った方がいいのかも。
しーゆー。