東芝解体 電機メーカーが消える日

東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)
大西 康之
講談社
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かっては世界をリードしていた、東芝をはじめとする8つの日本の電機メーカーについて、それぞれなぜ韓国や中国のメーカーに負ける状況に陥ったのかを、それぞれのメーカー毎にその歴史を紐解いて探ります。
 
~ もくじ ~

序章 日本の電機が負け続ける「本当の理由」
    電機メーカーを長年支え続けた”本業”の正体
1 東芝「電力ファミリーの正妻」は解体へ
    待ち受ける”廃炉会社”への道
2 NEC「電電ファミリーの長兄」も墜落寸前
    通信自由化時代30年を無策で過ごしたツケ
3 シャープ 台湾・ホンハイ傘下で再浮上
    知られざる経済産業省との「暗闘」
4 ソニー 平井改革の正念場
    脱エレクトロニクスで、かすかに見えてきた光明
5 パナソニック 立ちすくむ巨人
    「車載電池」「住宅」の次に目指すもの
6 日立製作所 エリート野武士集団の死角
    「技術の日立」を過信し、消費者を軽んじた
7 三菱電機 実は構造改革の優等生?
    「逃げながら」「歩み続ける」経営力
8 富士通 コンピューターの雄も今は昔
    進取の気性を失い、既得権にしがみつく
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3635日)、、、
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電機メーカーとしてひとくくりにはできない、それぞれのメーカーにはそれぞれの事情があったことがわかります。
そんな日本の電機メーカーは電機メーカーから脱皮し、新しい業態のメーカーへと進化することで生き延びる可能性がでてきます。
電機メーカーが消えるというタイトルにはそんな願いも込められています。
しーゆー。
 

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