子どもは夏休みに退屈な方が健全に成長できる?

こういう記事が出た今年は、どこにも連れて行ってもらえない退屈な夏休みを過ごす子供だらけになって、レジャー産業が大打撃、、、
なんてことにはならないか。。。
 
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子どもは夏休みに退屈な方が健全に成長できる – GIGAZINE

子どもの教育について研究する心理学者のリン・フライ博士は、「親としての役目とは、子どもたちが社会の中で自分の居場所を見つけられるような準備をさせることです。『大人になる』ということは、『自分自身のスケジュールをコントロールして、幸せに感じられるような余暇の時間で埋め尽くせるようになる』、ということなのです」と述べています。フライ博士は、もしも親たちが子どもの休暇をすべて埋めてしまうならば、子どもたちは自分でこの術を学ぶことがなくなってしまうと、子どもの機会損失を訴えています。これでは子どもの成長の芽を親たちが刈り取ってしまうというわけです。

また、イーストアングリア大学のテレサ・ベルトン博士は、「退屈は、真の創造性をもたらし得る『内在的な刺激』を発達させるのに不可欠なものである」と述べています。同じく、退屈で何もすることのない時間の大切さを説く人に、精神分析学者のアダム・フィリップス氏がいます。フィリップス氏は著書「On Kissing, Tickling, and Being Bored: Psychoanalytic Essays on the Unexamined Life」の中で、「退屈する能力は、子どもの成長の成果である」と述べています。フィリップス氏によると、大人は子どもにさまざまなことに興味を持ってもらいたいと考えるあまり、興味があるものを探すための時間を軽視する傾向にありがちですが、興味のあることを自分で探すために、退屈の過程に時間を費やすことが不可欠だとのこと。

そして、哲学者のバートランド・ラッセル氏は1930年に書かれた名著「The Conquest of Happiness」で、「子どもたちは若い植物のようなもの。誰にも邪魔されない土壌に一人残されたときこそが最も成長する時である。過度に旅行に連れ出したり、印象深い体験を過剰に与えたりするのは、子どもにとっては良くないことだ。むしろ、『実りある』単調さに耐えられない人間に成長してしまうだろう」と述べ、親の過剰なサポートの弊害を説いています。

 
 
私の子供時代は退屈な夏休みだったよな。
私の子供たちも退屈な夏休みだったかも。
だからどうだってこともないわけですが、、、
しーゆー。
 

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