ウニはすごい バッタもすごい

ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学 (中公新書)
本川 達雄
中央公論新社
売り上げランキング: 2,019

最近、昆虫のスゴさが話題になっていますが、この本は昆虫だけでなく、サンゴにウニやヒトデ、貝やナマコ、ホヤ、それに両生類や爬虫類、哺乳類まで、それぞれの身体の構造の秘密を探っていきます。
それぞれの生き物は、その環境や身体の大きさ、そしてその歴史によって、その環境でもっとも最適な身体へと進化してきていることがわかります。
バッタの構造がスゴくてとても効率的だとしても、それはあの大きさ、あの環境に適した身体であって、人がバッタと同じ構造の身体を持ったとしても、快適に生きることはできないということがわかります。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 サンゴ礁と共生の世界――刺胞動物門
第2章 昆虫大成功の秘密――節足動物門
第3章 貝はなぜラセンなのか――軟体動物門
第4章 ヒトデはなぜ星型か――棘皮動物門Ⅰ
第5章 ナマコ天国――棘皮動物門Ⅱ
第6章 ホヤと群体生活――背索動物門
第7章 四肢動物と陸上の生活――脊椎動物亜門
おわりに
巻末楽譜

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3687日)、、、
読んだ本   823冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 197894ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター
 
 
この本は身体の構造に関する内容だけで、昆虫などの社会生活に関する内容はありません。
昆虫のスゴさには社会生活も含まれると思うので、もっとそのあたりのことも書かれた本も読んでみたいと思います。
しーゆー。
 

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