渋谷音楽図鑑

渋谷音楽図鑑
渋谷音楽図鑑

posted with amazlet at 17.08.15
牧村 憲一 藤井 丈司 柴 那典
太田出版
売り上げランキング: 12,799

はっぴいえんど?
シュガー・ベイブ?
荒井由美?
竹内まりや?
私が好きだった音楽が次々と出てきます。

また、私は上京してからずっと東急沿線に住んでいます。
だから渋谷はとってもなじみがあり、そして好きな街です。

そんな音楽と渋谷の本。

もっとも私自身はリアルタイムにはっぴいえんどやシュガー・ベイブを聴いたわけではなく、大滝詠一や山下達郎を聴いて、これはすばらしいと、彼らの音楽をさかのぼって行ってはっぴいえんどやシュガー・ベイブにたどり着きました。
なのでこの本に書かれているような日本のポップスの歴史には実は疎かったりします(^^;
 
 
~ もくじ ~

まえがき
第一章 公園通り
第二章 道玄坂
第三章 宮益坂
第四章 原宿
第五章 渋谷系へ
第六章 楽曲解析
第七章 二一世紀
あとがき
参考文献

 
~ なるほどな一文 ~

いつの頃からか、「渋谷系」を語ってほしいと言われ始めました。それは僕にとって肯定と否定の相半ばすることでありました。誰が言い出したのか、いつから使われ始めたのかということすら、今もってはっきりしないままです。また作り手側が率先して、自らを「系」とか「派」とかに閉じ込めるようなことはするはずもないことでした。(P3)

 
~ もう一つなるほどな一文 ~

レコード会社も一度ヒットを出すと二匹目のドジョウを狙いたがるものです。新しいことに挑戦するより、手堅く売れるものを作らせるようになっていくのです。僕もそうした状況に直面していました。この頃に来る依頼は「第二の○○を作ってくれ」のような過去の業績をなぞるようなものが多くなってきていた。そんなことをやっても新鮮味がないし、やっていても面白くないから徐々にすり減っていく。
いつの時代も、ブームという現象にはそういった側面がある。それが当事者を疲弊させるわけです。(P145)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3687日)、、、
読んだ本   824冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 198176ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター
 
 
音楽に関する本を読んでしみじみと思うこと、それは、、、
やっぱり音楽は読むものではなく聴くもの。
そして、頭で聴くものでも耳で聴くものでもなく、
心で聴くもの。
しーゆー。
 

コメントを残す