メディアの驕り

メディアの驕り (新潮新書)
廣淵 升彦
新潮社
売り上げランキング: 13,338

今の日本のメディアがいかに偏っているのか、そしてどんな風に驕っているのか、実例をもとに示してくれます。
 
~ もくじ ~

はじめに
Ⅰ プラスとマイナスが逆転している
Ⅱ 驕りを生む構造
Ⅲ 放送のロマンを築いた人々
Ⅳ 中東を知らない日本人
Ⅴ 平和に欠かせないのは「知力」
あとがき

 
~ なるほどな一文 ~

メディアのふりまく思想や価値観に簡単に従わない人がふえることが、日本の安全に繋がるのである。皆がこぞって讃えるものや、こぞってけなすものを疑ってかかる人がたくさんいるのが、民主的で自由な社会というものだろう。(P20)

 
~ もう一つなるほどな一文 ~

主観的要素をできるだけ少なくし、事実を正確に伝える作業というのは、地道で心をたかぶらせる要素は少ないかもしれない。しかし変に使命感に駆られ、存在しもしない物事を興奮気味に伝える報道が、どれほど危険なものかをそろそろ理解してもよいころではないだろうか?(P214)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3724日)、、、
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atasinti – 読書メーター
 
 
そうだそうだ、その通りだという内容が多い一方で、この本の内容についても、特に欧米のキャスターに関する内容などは多少のバイアスがかかっているように思います。
何事もそう疑って読むことが大切ですね。
しーゆー。
 

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