著者がこれまで書いてきた何冊かの本の文章を細切れにして、テーマ毎に集め直したもの。
同じ内容が言葉を変え品を変え何度も何度も出てきます。
著者がこれまで書いてきた何冊かの本というのが、同じ内容を言葉を変え品を変えたものであったのだなぁと思われます。
あっちでさっき言っていたことと、ここで言ってることが矛盾しているぞ、というものも一部あります。
なるほどと思う内容はたくさん詰まっていますが、目新しい内容、驚く内容、新しい発見はこの中にはありません。
言葉遊びを楽しむ本?
~ もくじ ~
はじめに
第一章 発想力を鍛えるヒント
第二章 思考のプロセス
第三章 思考力を高める方法
第四章 知性を磨く生活
第五章 思考につながる読書
第六章 発想が豊かになる”おしゃべり”
第七章 未来を創るヒント
出展一覧
~ なるほどな一文 ~
発想のおもしろさは、化合物のおもしろさである。元素をつくり出すことではない。(P22)
~ もう一つなるほどな一文 ~
しかし、いったんできてしまったスタイルは、なるべく早くこわさなくては危険である。スタイルによる自家中毒は、精神にとって、もっともおそろしい老化の原因になるからである。(P73)
これで、、、2007年07月13日以降(3740日)、、、
読んだ本 841冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 202510ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター
つまらない本だなぁと思ったら、この本がつまらない理由がこの本の中に書かれていました。
隅から隅まで、わかり切ったことの書かれているような本では、こういう読者の参入はあり得ないから、つまらない。(P141)
そうそう、一言で言うとまさにそんな本!
しーゆー。