カレーライスと日本人

カレーライスと日本人 (講談社学術文庫)
森枝 卓士
講談社
売り上げランキング: 167,698

カレーライスはインド発祥の料理だということはみんな知っています。
でもインドのカレーと日本で我々が食べているカレーはまったく違う料理と言ってもいいものになっています。
インドにはそもそもカレー粉というものはありません。
それぞれの人がいろいろなスパイスを混ぜ混ぜしてつくっています。
カレー粉はイギリスで生まれ、そして日本へと伝わりました。
なので、日本ではカレーは当初西洋料理だったのです。
しかしイギリスではほとんど食べられることもなくなったカレーが、日本ではなぜ国民的料理と言えるほどのな広がりをみせているのか。
その謎を紐解いていきます。
あっ、イギリスでカレーを食べることが少なくなった理由も書かれています。

~ もくじ ~

序-辛くないカレーと黄色くないカレー
2-インドでカレーを考えた
3-カレー粉誕生
4-日本カレー繁盛物語
5-日本人はなぜカレーが好きなのか
捕遺-その後の「カレー考」
関連書籍
学術文庫版あとがき―個人的なその後

 
~ なるほどな一文 ~

内向きの国粋主義にとどまらず、積極的に外のものを取り入れて形成される、そんな日本文化の特質を象徴するものにカレーがなっているのではないだろうか。
カレーはすでに日本料理なのである。(P223)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3777日)、、、
読んだ本   850冊 (1日平均0.23冊)
読んだページ 204825ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター
 
 
毎日カレーでもOKというくらいカレーが好きなおとうさんです。
今ではインド風のカレーやタイ風のカレーや欧風のカレーなど、いろんなカレーを食べることができますが、
私は日本風のカレーが一番好きかも。
ただしカレーは辛くないとダメ派です。

週末にはまたCoCo壱にでも行こうかな。

えっ?
カレー好きにはCoCo壱は邪道だって?
私は好きだけどなぁ・・・
しーゆー。
 

コメントを残す