大人もぞっとする初版『グリム童話』

もともとグリム童話は子ども向けの童話ではなく、民間伝承の話をまとめたものだった。
それが版を重ねるたびに子ども向けに改訂されていた。
ということでその初版はどういうお話だったかという本。
当時の風習の解説もあり、その時代背景と共に読むと面白い。
もっとどきついかと思ったけど、思ったほどでは・・・

なお、今の子供たちにとっては、シンデレラも白雪姫もディズニーのそれに。。。

~ もくじ ~ 

まえがき
Ⅰ ヘンゼルとグレーテル
Ⅱ トゥルーデおばさん
Ⅲ 長靴をはいた猫
Ⅳ わがままな子ども
Ⅴ 灰かぶり(シンデレラ)
Ⅵ 千匹皮
Ⅶ 赤ずきん
Ⅷ ガチョウ番の娘
Ⅸ 兄と妹
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セルフのページ)

メルヘンの男性主人公が放埓な人生を楽しんでいる一方、女性主人公たちは、現実社会における実現不可能な理想の人生を送らされる。童話の中とはいえ、彼女たちは、現実という束縛から逃れることができなかったのです。(P81)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1566日)、、、
読んだ本   290冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 65847ページ(1日平均42ページ)
\(^O^)/ 1日平均冊数が0.01冊と1日平均ページが1ページ増えた!

読書メーター – atasinti

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