なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか

 
多くの周辺国が中華思想に飲み込まれ中国の属国と化していた中で、なぜ日本はそれを跳ね返すことができたのか、日本の古代から明治までの思想史を追いながら、その謎を中国人の著者が解きます。
古の人々の並々ならぬ叡智がそこにもあそこにもありました。
そうやって飛鳥時代から江戸時代まで、長い長い年月の中でその時々の思想の変遷はあるものの、ひたすら中華思想を拒絶してきた日本ですが、なんと、明治維新後、日本自体が「日本=中華」の中華思想の国になってしまいました。
作者の次の課題はその謎を解くことだそうです。
 
~ もくじ ~

まえがき
序 章 思想としての「中華」とは何か
第一章 飛鳥・奈良時代―脱中華から始まった日本の思想史
第二章 平安から室町―仏教の日本化と神道思想の確立
第三章 江戸儒学の台頭と展開―朱子学との戦いの軌跡
第四章 国学の快進撃―日本思想史のコペルニクス的転回
終 章 幕末と明治―儒教の復権と国民道徳の形成
あとがき

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(4065日)、、、
読んだ本   920冊 (1日平均0.23冊)
読んだページ 221454ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター
 
 
今の日本の問題は、中国の中華思想に毒されているマスコミの方々を除染することですね・・・
 
中華丼なら好きなんだけどなぁ、、、
しーゆー。
 

コメントを残す