方丈記と徒然草

「無常」について語っている方丈記と徒然草の読み比べ。
どちらかと言えば、「こうしてこの庵での生活に執着することもまた物事への執着の一つであり罪だ」と考え込む超まじめな鴨長明よりは、お酒もたしなむし、結婚なんてするもんじゃないけど恋愛はOKってな感じの卜部兼行(吉田兼好)の方が親しみがわきます。
でも、なんだかんだ言っても、この人たちは、働かなくてもこうした生活ができる社会的な地位にいたってことなんですよね。。。

~ もくじ ~ 

はじめに
第一章 無常の世を生き抜く!「方丈記」と「徒然草」
第二章 「方丈記」-無常を解き明かす隠者のバイブル
第三章 「徒然草」-無常の世を生きる知恵の文学

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

どうやら本音はどんな女でも毎日一緒に顔を見ていたら、疎ましく、嫌になってくるという点にあるようだ。(P114)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

愚かな人は生きる楽しみを忘れてほかの楽しみを求めるという批判である。(P151)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1593日)、、、
読んだ本   298冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 67567ページ + 204ページ (1日平均42ページ)
(また読書メータにページ数が反映されない!)

読書メーター – atasinti

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