「上から目線」の構造

「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ)
榎本 博明
日本経済新聞出版社
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同僚に対しても、上の人に対しても「上から目線」で話をする人。
逆に上の人からの助言に対してさえも「上から目線はやめてください」などという人。
いるよね、そんな人。
なぜ、そのような人が生まれたのか、かれらはなぜ、そのような行動をとるのか、
それを突き詰めていくと・・・
「人」のことを「人間」(人の間)と呼ぶ、日本人固有の心のありかたに。。。
これは中々根が深い問題。
おそらくは中国人や韓国人の方が欧米化はたやすいのかも。

~ もくじ ~ 

プロローグ「上から目線」とは何か
第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか
第2章 「上から」に陥りがちな心理構造
第3章 空気読み社会のジレンマ
第4章 目線に敏感な日本人
第5章 「上から目線」の正体
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

市場経済の発展により、モノの価値は、それがどれだけ役に立つかという使用価値によって決まるのではなく、それがいくらで売れるのかという交換価値で決まるようになった。それと同様に、人間の価値も、どんな能力がありどんな人格を備えているかということよりも、周囲の人たちから気に入られるかどうか、受け入れられるかどうかによって決まる。(P23)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「そのままの自分を受け入れる」ということと、「そのままでいい」ということは、同じではないのだ。(P219)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1597日)、、、
読んだ本   300冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 68247ページ (1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti

「上から目線」の構造” への2件のコメント

  1. 年が4つ以上年下の人から、『上から目線はやめてください』発言が飛び出した時は、思わず口あんぐり・・。
    7歳以上離れている人から、上から目線発言で物言われた時には、驚愕・・!
    この本のタイトルを見ただけで飛びつきたくなりましたよ。

    理解に苦しむなぁ・・この本を読んでも納得の答えが出てくるかしらん?

    1. sweepさん、コメントありがとうございます。

      この本を読んで、なーんとなく、そういうことだったのかってわかりましたが、
      だからといって、そんな彼らを理解はできませんでした(笑

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