光の量子コンピューター


光の量子コンピューター (インターナショナル新書)- 古澤 明 (著)


これまでのコンピューターと量子コンピューターはどう違うのか?
電子を用いた量子コンピューターと光を用いた量子コンピューターはどう違うのか?
光の量子コンピューターの開発の最前線にいる著者が解説。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 量子の不可思議な現象
第2章 量子コンピューターは実現不可能か
第3章 光の可能性と優位性
第4章 量子テレポーテーションを制する
第5章 難題打開への布石
第6章 実現へのカウントダウン
おわりに


~ なるほどな一文 ~

しかも、大きな成果を出している人は皆、ものすごく遊んでおり、人生を楽しんでいる。苦しみながら研究をしている人が大きな成果を出したり、ましてや、イノベーションを起こしたりすることは決してない。(P181)


~ もう一つなるほどな一文 ~

そもそも研究とは、面白いからやるというのが大前提であって、楽しいと思うこと以外、やるべきではない。どんなことでも楽しむことができることこそが、プロフェッショナルの条件だ。したがって、面白いと思うことは徹底的にやればよいし、面白くないと思い始めたら、すぐにやめた方がよいだろう。(P182)



これで、、、2007年07月13日以降(4544日)、、、
読んだ本   1006冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 244001ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター


写真が出ていた光学的な実験設備はすごいです!!!
あれを1個1個調整するということが並大抵のことではないことが、一時期光ファイバー通信関係の機器開発に携わっていた私としてはとてもよくわかります。
そして今それがシリコンチップ上に構成されようとしている!
最近Googleが量子コンピューターを開発したニュース等流れていましたが、実用化レベルの量子コンピューターが日本から生まれる日も近い?
ワクワク!
しーゆー。

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