嘘と孤独とテクノロジー


嘘と孤独とテクノロジー 知の巨人に聞く (インターナショナル新書) | 吉成 真由美 | Amazon


世界的な知の巨人5人に、現代社会が直面する問題についてインタビュー。
ポピュリズム、貧富の拡大、インターネットが逆に排他的な社会をつくっているのではないか・・・

~ もくじ ~

まえがき 「利己性」「利他性」「社会性」
第1章 エドワード・O・ウィルソン 「人類は石器時代の感情と、神のようなテクノロジーをもっている」
第2章 ティモシー・スナイダー テクノロジーとロシアとファシズムの関係
第3章 ダニエル・C・デネット 世界は「理解していないけれど能力がある」現象で回っている
第4章 スティーブン・ピンカー なぜ人類の暴力は減ってきたのか 
第5章 ノーム・チョムスキー 新自由主義はファシズムを招く
あとがき 嘘と孤独とテクノロジー


~ なるほどな一文 ~

それぞれの主張から良い部分を抽出していくということです。しかもそれは時代に沿って変化していく。まさにこれこそが「啓蒙主義」のレッスンです。つまり優れた人物ではなく優れたアイディアこそが重要なんだと。(P217)


~ なるほどな一文 ~

テクノロジーは金槌と同じで、それを使って何かを建造するのか、誰かの頭を殴るのか、テクノロジー自体はまったくどちらでもいいわけです。(P292)




これで、、、2007年07月13日以降(4834日)、、、
読んだ本   1054冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 256370ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター


たいへん面白い内容でした。
ただ、なんとなくインタビュアーが聞きたいことだけ聞いてまとめた感じがして、やっぱり、それぞれの著書をじっくり読まないとダメなんだなぁと思った秋の夜・・・
しーゆー。

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