ふんどしニッポン


ふんどしニッポン 下着をめぐる魂の風俗史 (朝日新書) | 井上 章一 | Amazon

明治になって服装は西欧化したのにズボンの中は古きニッポンのまま。
褌とパンツの確執から新しい歴史が見えてくる?

~ もくじ ~
まえがき
1 女はあとまわし
2 男が洋装に着替える時
3 たたかう洋服
4 およぐ時は、またべつで
5 ジェンダーギャップの別局面
6 ベルリンに褌はかがやいて
7 華族の下半身
8 女人退散のいでたちに
9 褌の黄昏
10 褌かサルマタか
11 河をこえて
12 アメリカの影
13 戦争美術の可能性
14 上着と下着
15 下着の転換期
16 見上げれば、屋根屋の褌
17 神事では
18 国粋か造反か
19 女にも褌を
20 海のむこうでは
あとがき




これで、、、2007年07月13日以降(5455日)、、、
読んだ本   1172冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 287241ページ(1日平均52ページ)

atasinti – 読書メーター



明治維新後、早くから洋装に切り替えた男に対して、女性の洋装は思想的な話もあって数十年遅れた。
一方で洋服の下に褌をしめていた男に対して、女性ははやくから、和装の下に西洋の下着をつけていた。
この男女の違いは面白い話でした。
個人的には、褌をした人をみた記憶と言えば、祭りのときに神輿を担ぐ人か、相撲の廻しくらいしかみたことがなく、過去の遺物。
そんな褌は日本においては、単なる下着ではなく、一種の正装に近いものだったというのは初めて知りました。
しーゆー。

コメントを残す