永続孤独社会


永続孤独社会 分断か、つながりか? (朝日新書) | 三浦 展 | Amazon

所有からシェア的なものへと移行が進んだ「第四の消費」社会を分析。

~ もくじ ~
はじめに ― 第五の消費社会を予測するために
第1章 解説:消費社会の四段階
第2章 「魔法の時代」と「再・生活化」、あるいは「ケアのシェア」へ
第3章 永続孤独社会
第4章 コロナ後の第四の消費・社会を担うのは女性と若者である
資料編 第四の消費・事例集
あとがき


~ なるほどな一文 ~
しかし、情報は物質とは違い、それを私有し、独占し、貯め込むだけでは意味をなさない。それを他者に伝え、他者と共有しないと、情報を持っていることのよろこびを味わえないのである。金の延べ棒のように情報を積んでおいても、情報は価値を生まない。(P56)


~ もうひとつなるほどな一文 ~
考えてみれば、人間にとって最大の消費対象は人生そのものであり、究極の消費とは人生の成就であろう。この人生を浪費して無駄に終わらせるか、消耗して疲れ果てるか、あるいは充実した時間を過ごして、満足して死ぬか、これこそが人間にとって最大の問題である。(P94)




これで、、、2007年07月13日以降(5477日)、、、
読んだ本   1176冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 288728ページ(1日平均52ページ)

atasinti – 読書メーター



繋がりに疲れた人々が向かう先の世界は?
結局、この作者にも見えていないように思えました。
もちろん、私にも見えていません。

「若者特区」はいい提案かもしれません。
しーゆー。

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