ざっくりわかる宇宙論

ざっくりわかる宇宙論 (ちくま新書)
竹内 薫
筑摩書房
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宇宙論とSFの区切りがよくわからなくなってしまうが、なんらかの方程式に当てはめることができればSFも宇宙論ってことになる?
たとえば「超ひも理論」の「ひも」って何のことなのかさっぱりわからなかった。。。
この本を読んで、ちんぷんかんぷんちんかんぷんぷんになる感じ?

宇宙というものが、いかによくわかっていないかってことだけは、よーくわかります。

地動説が天動説になったように、あと何十年か何百年かしたら、
「昔の人って”ビッグバン”とか”加速膨張”とかをまじめに信じて研究してたんだね」
っと笑われているかもしれないですね。。。

~ もくじ ~

はじめに
序章 宇宙論は何であって何でないか
パート1 クラッシックな宇宙論
 第1章 クラッシックな宇宙論
 第2章 アインシュタインとビッグバン
パート2 モダンな宇宙論
 第3章 20世紀末の科学革命 加速膨張する宇宙
 第4章 過去と未来への旅
パート3 SFのような宇宙論
 第5章 宇宙はブラックホールである?
 第6章 宇宙は超ひもとブレーンからできている?
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

人類の宇宙に関する知見は、2000年前後を境にして、驚異的な飛躍を遂げたのです。たちえていうなら、これまでハイハイしていた幼子が、ある日突然、タッチをし、見える世界がガラリと変わったような感じでしょう。(P65)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

もともと、天体はモノであり、それに対して、天体が「いつ」「どこ」にあるかをあらわす時空がコトだったのです。でも、そのコトが、アインシュタイン方程式によりダイナミックに変動し始めた時点で、宇宙はモノからコトへと抽象化のレベルをあげてきました。(P187)

 
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1727日)、、、
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