ホモ・デウス 下


ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来 (河出文庫 ハ 15-3) | ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田 裕之 | Amazon

ホモ・デウス 上」(2022.10.9)の続きです。
テクノロジーを発展させた未来、人類(ホモ・サピエンス)は神(デウス)へと進化するのか、の後編。
人間至上主義からデータ至上主義へと移行した人類の未来は?

~ もくじ ~
 第6章 現代の契約
 第7章 人間至上主義
第3部 ホモ・サピエンスによる制御が不能になる
 第8章 研究室の時限爆弾
 第9章 知能と意識の大いなる分離
 第10章 意識の大海
 第11章 データ教
 謝辞
 訳者あとがき
 文庫版のための訳者あとがき
 原注
 図版出典
 索引


~ なるほどな一文 ~
三〇〇〇年紀の始まりにあたる今、自由主義は、「自由な個人などいない」という哲学的な考えによってではなく、むしろ具体的なテクノロジーによって脅かされている。私たちは、個々の人間に自由意志などまったく許さない、はなはだ有用な装置や道具や構造の洪水に直面しようとしている。(P175)


~ もう一つなるほどな一文 ~
人類の健康を増進したいという同様の願望のために、私たちの大半は、自分の私的な空間を守っている防壁を進んで取り払い、国家の官僚制と多国籍企業に自分の内奥へのアクセスを許すだろう。(P224)




これで、、、2007年07月13日以降(5581日)、、、
読んだ本   1205冊 (1日平均0.22冊)
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atasinti – 読書メーター



((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
データに従っていれば間違いはなく、人間の意志は不要の産物となる世界へ?
人類はデータ(AI)により支配され、技術の進化で大金で永遠の命を得たほんの一握りの人間を除く、大半の人類は不要な生物として消えてしまうのだろうか・・・
そのような世界の中で生き続けるほんの一握りの人間にしても、生きているといえるのだろうか・・
しーゆー。

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