都知事

都知事―権力と都政 (中公新書)
佐々木 信夫
中央公論新社
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東京都知事がなんであんなに偉そうなのかがよーくわかります。
最初に、戦後6人の都知事について、どんな人だったのか、何をやったのか、その時代背景と共に説明されていますが、この本は都知事についての本というよりは「都政」についての本です。
昔と今の都政の問題、今後都政はどうあるべきか、という話が続くかと思えば、最後はなぜだか道州制のお話に。。。
ということで、もっと「都知事」に限定して掘り下げてるともっと面白かったのになぁ、という感じの本なのでした。

~ もくじ ~ 

はじめに
第1章 都知事とは何か
第2章 都知事と都政―戦後六〇年の軌跡
第3章 都議会―真の立法機関へ
第4章 都庁官僚―「二〇万人体制」の現在
第5章 都知事と政策決定
第6章 都財政―常態化する危機
第7章 独自の大都市制度―都と特別区の関係
第8章 石原都政の大都市経営―転換を試みた一二年
終 章 大都市東京の行方―三つの焦点
あとがき
参考文献
都知事・都政 関連年表

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

総じて福祉、医療、文化、食育など生活者に関わりの深い生活都市の面は停滞し、大都市の高層化、経済活性化など経済都市としての基盤整備は進んだ。これが石原都政での大都市経営ではなかったか。(P184)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1303日)、、、
読んだ本   232冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 52494ページ (1日平均40ページ) + 413ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本が2冊あります。221ページ+192ページ)


読書メーター – atasinti
 

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