東電国有化の罠

東電国有化の罠 (ちくま新書)
町田 徹
筑摩書房
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民主党が東電国有化を急いだ理由がわかったような気がする。
東電は身銭を切って補償する気はさらさらない。
結局、被災者を含む国民が電気料金値上げと税金によって補償するということに。。。
守るべきは国民の生活ではなく、東電とそれに繋がっている利権。。。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 誰が東電を守ろうとしたのか?
第二章 国民負担のための国有化路線
第三章 電力と国家 混迷の原点
第四章 日本にのしかかる巨大債務
おわりに
参考資料

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

換言すれば、委員会報告の提出を前に形成された評判は、官僚たちが常套手段とするリークの手練手管を駆使して新聞の論調を左右した疑いが非常に濃いのである。(P102)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そもそも、トラブルのコストはまず、当事者である東電や一蓮托生の金融機関が負担すべきである。何の責任もない国民や一般企業が電気の値上げを含む国民負担で肩代わりさせられるなどというのは、資本主義国家の在り方に反する。(P209)

 
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1861日)、、、
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