日経BP社
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「○○○力」というタイトルの本をこれまで何冊か読んで、この手の本は読んでもためになることはないという印象を持っておりました。ただ、せっかく貰ったので読んでみましたが、やっぱり、これもそんな本の一冊でした。
スーパーコンピューター「京」をはじめとした富士通の成功事例について、富士通社外の人が紹介した本ですが、どちらかといえば、成功事例よりも失敗事例の方が、世のため人のためになるのではないかと思う今日この頃です。
あぁ、これは「○○○力」という本に共通の話かも。
成功した人の真似をしても成功しない。
~ もくじ ~
はじめに
第1章 絶対にNo.1を目指す - スーパーコンピューター「京」
第2章 覚悟を決めて立ち向かう ― 株式売買システム「アローヘッド」
第3章 妄想を構想に変える - すばる望遠鏡/アルマ望遠鏡
第4章 誰よりも早く - 復興支援
第5章 人を幸せにするものをつくる - 「らくらくホン」シリーズ
第6章 泥にまみれる - 農業クラウド
第7章 仲間の強みを活かす - 次世代電子カルテ
第8章 世界を変える志を持つ - ブラジル/手のひら静脈認証
寄稿 外から見た富士通
おわりに
解説
受け継がれてきた言葉
謝辞
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
被災地支援は競争ではない。いくら寄付したか、いくら無償にしたかを競う必要はない。(P100)
~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
仮想化とかクラウドという言葉は、どうしても一人歩きしがちです。でも実際は、そういった技術は手段であって、それをやることそのものが目的じゃないんです。(P149)
これで、、、2007年07月13日以降(1894日)、、、
読んだ本 377冊 (1日平均0.2冊)
読んだページ 86527ページ (1日平均45ページ)