陰謀論とは何か

陰謀論とは何か (幻冬舎新書)
副島 隆彦
幻冬舎
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陰謀論について、というよりは、陰謀論者についての解説本。
陰謀論者にも2種類。
・世界はロックフェラー家を中心とした一握りの金融家たちによって動かされているということを暴こうとしている人たち
・世界は爬虫類人間が支配しておりだれ誰が実は爬虫類人間だなどなど、荒唐無稽なことを言うことで、上記陰謀論者が言うことも真実味がなくなるように仕向ける人たち
なにがホントでなにがウソなのかわからない今の世ですが、上記前者はおそらく事実のような気がします。

この本の著者はいろいろな陰謀論に対して、理論的な考えを持ってその真贋について述べているのですが、最後の「アポロの月面着陸はなかった」に関しては、理論的な話はなく、自分が信じられないからなかったという結論に達しているのがちょっと残念。

~ もくじ ~

はじめに
資料
第1章 陰謀論とは何か
第2章 1980年代に日本で広まった陰謀論
第3章 今もある「権力者共同謀議」
第4章 イルミナティ=フリーメイソンの歴史から分かること
第5章 月面着陸は有ったか、無かったか論、再び
あとがき
巻末文献一覧

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

それは日本がアメリカの属国(a tributary state 朝貢国 藩国 従属国)だからです。政府機関だけでなく、テレビも大新聞も大出版社もアメカリの意思に従って動くように育てられている。(P153)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

今のテレビ、新聞はすべて超財界人たちに買収されて飼い殺しにされている忠犬ポチ公どもです。(P156)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1924日)、、、
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