日本の「情報と外交」

日本の「情報と外交」 (PHP新書)
孫崎 享
PHP研究所
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外務省で情報を扱ってきた著者が外交における情報の重要性について、そして日本の外交がこの点についていかにダメダメなのかについて、自身の失敗談を交えつつ語ってくれています。
また、「情報」によって、これまでマスコミ等が伝えてきた内容とは異なる裏が見えてきます。
あの事件やあの戦争の裏に何があったのか、誰がどのような思惑で動いていたのか、ということが点を線で結ぶように明確になってきます。
FBIとCIAの違い、MI5とMI6の違いもよくわかります。
そして、日本は独立国として機能していないということがよ~くわかります。

やばいぜ!

~ もくじ ~

はじめに
新書版の序にかえて―尖閣問題で岐路に立つ日本外交
第一章 今日の分析は今日のもの、明日は豹変する
    -イラン・イラク戦争(1980~88年)
第二章 現場に行け、現場に聞け-NATOのベオグラード空爆(1999年)
第三章 情報のマフィアに入れ-オイルショック(1973年)
第四章 まず大国(米国)の優先順位を知れ―ニクソン訪中(1971年)
第五章 十五秒で話せ、一枚で報告せよ
第六章 スパイより盗聴―ミッドウェー海戦(1942年)
第七章 「知るべき人へ」の情報から「共有」の情報へ
    -米国同時多発テロ事件(2001年)
第八章 情報グループは政策グループと対立する宿命
    (かつ通常負ける)-湾岸戦争(1991年)
第九章 学べ、学べ、歴史も学べ―日米貿易摩擦(1990年代)
第十章 独自戦略の模索が情報組織構築のもと
新書版あとがき―リーダーは「空気」を読んではいけない

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

インテリジェンスとは行動のための情報(information)である(P235)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本の海軍力、空軍力はきわめて強い。中国であれ、ロシアであれ、この脅威は深刻に受け止めている。だけど、一本立ちできないようになっている。米国の作戦がとられたときには有効に機能する。しかし、日本だけでは根本的欠陥があって、何もできない(P237)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1996日)、、、
読んだ本   402冊 (1日平均0.2冊)
読んだページ 92380ページ (1日平均46ページ)

book20121228
読書メーター – atasinti

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