アメリカが劣化した本当の理由

アメリカが劣化した本当の理由 (新潮新書)
コリン・P.A. ジョーンズ
新潮社
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アメリカの民主主義というものがどういうものなのかが良くわかる。
アメリカという国の作りが良くわかる。

~ もくじ ~

まえがき
第1章 合衆国憲法は失敗した条約である
第2章 参政権は穴だらけ
第3章 巨大権力が集中する米大統領
第4章 参政権のないアメリカ人、特権を持つアメリカ人
第5章 奴隷制の長い影
第6章 アメリカ司法の功罪
まとめ アメリカから何を学べるか

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

合衆国憲法は、大統領を軍の最高司令官と定めることによって軍部の暴走を抑制することに成功した。しかし憲法草案者たちは、大統領の暴走までは想定していなかったかもしれない。(P131)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

どんなに立派な人物でも、指導者になれば、たいていは自らの権限を維持拡大しようとする。なにせ、自分は「正しい」ことをしているつもりなのだ。そこに民主主義の脅威があるのかもしれない。つまり、「私がやっていることが正しい」と思っている人たちにブレーキをかけることこそが、民主主義の重要課題の一つである。(P248)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2018日)、、、
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book20130119
読書メーター – atasinti

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