スサノヲの正体


スサノヲの正体 (新潮新書) | 関 裕二 | Amazon

アマテラスの弟スサノヲは、天上界では乱暴狼藉を働いて追放される悪玉だが、地上界では八岐大蛇を退治して 人々を助ける善玉になる。そのキャラクターは『古事記』と『日本書紀』とで大きく異なり、研究者の間でしばしば論争となってきた。そんなスサノヲの正体と古代史の真実を暴く。

~ もくじ ~
序章  スサノヲはどこに祀られているか
第一章 なぜ古事記で敬われ、書紀で蔑まれるか
第二章 ヤマト建国の立役者は誰だったのか
第三章 天皇家の祖神はスサノヲなのか
第四章 なぜスサノヲは「抹殺」されたか
終章  甦る縄文の魂とスサノヲ
おわりに




これで、、、2007年07月13日以降(5912日)、、、
読んだ本   1274冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 321338ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



これもひとつの説にすぎないのでしょうけれど、とても面白かった。
それにしても、関さんはホントにホントに藤原氏が大きらいなんだなぁ・・・
しーゆー。

レモンと殺人鬼


Amazon.co.jp: レモンと殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) : くわがき あゆ

十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。
しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。

~ もくじ ~
第一章 死の激痛にのたうつ体を押さえつけ、切り裂く。
第二章 白々と光る刃の先を押し当て、力いっぱい引く。激痛で捻れる顔を見ながら、もっと、もっとと思った。
解説 二転三転四点五転の力技で読者をねじ伏せてくる、一級のサスペンス小説 瀧井朝世




これで、、、2007年07月13日以降(5907日)、、、
読んだ本   1273冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 321146ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター


どんでん返しのどんでん返しのどんでん返しの・・・・
すごい展開でした。
最後の方はちょっと強引すぎる気も。
しーゆー。

よるのばけもの


よるのばけもの (双葉文庫) | 住野よる | Amazon

夜になると、目が八つ、しっぽが四本、足が6本の真っ黒な化け物になる中学3年生の男の子の物語。

~ もくじ ~
よるのばけもの




これで、、、2007年07月13日以降(5902日)、、、
読んだ本   1272冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 320826ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



面白い話でした。
人間の姿の昼の自分とばけものの姿の夜の自分。
本当の自分はどちらなのか。
本当のばけものはどちらなのか。
悩みに悩んだ彼はその答えにたどり着く。
しーゆー。

怪仏異神ミステリー


怪仏異神ミステリー: 異形の相に秘められた「人々の願い」とは―― (王様文庫) | 本田 不二雄 | Amazon

なぜそんなお姿なのか。
なぜそんなお姿でなくてはならなかったのか。
そんな像がなぜそこに祀られているのか。

~ もくじ ~
はじめに―不思議に満ちた仏像、神像・・・その秘密に迫る!
1章 見れば見るほど謎めく「不思議な御尊体」
    ・・・なぜ、そんなお姿でそこに祀られているのか
2章 日本人にもっとも愛された観音さんの「思いもよらぬ姿」
    ・・・見る者を圧倒する、その存在感!
3章 いかにして「異形の神」は生み出されたのか?
    ・・・”ミステリアスな像”が語りかけてくること
4章 人間が神として祀られる世界
    ・・・「生き仏」と「生き神」があらわす位相
5章 究極の救済者―「阿弥陀仏」と「地蔵菩薩」
    ・・・”ありえないお姿”に秘められた慈悲と救いとは
6章 日本で「変身を遂げた」天部の神々
    ・・・人々の信仰と願いが造り上げた変相像
おわりに―これまでに出会った「すべての尊像」にリスペクトを込めて




これで、、、2007年07月13日以降(5899日)、、、
読んだ本   1271冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 320538ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



面白い本でした。
実際に行ってみてみたいものがたくさんありました。
でも、そう簡単には見せてもらえないものも多々ありそうです。
しーゆー。

2023年8月の読書のまとめ

4ヶ月連続で目標の2000ページに届かず・・・
でも先月よりは増えたのでよしとしますか、、、


8月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1568
ナイス数:0

馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow (講談社文庫)馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow (講談社文庫)
読了日:08月28日 著者:森 博嗣
推し、燃ゆ (河出文庫)推し、燃ゆ (河出文庫)
読了日:08月21日 著者:宇佐見 りん
クララとお日さま (ハヤカワepi文庫 イ 1-10 epi109)クララとお日さま (ハヤカワepi文庫 イ 1-10 epi109)
読了日:08月21日 著者:カズオ・イシグロ
正欲 (新潮文庫 あ 78-3)正欲 (新潮文庫 あ 78-3)
読了日:08月09日 著者:朝井 リョウ

読書メーター


~ ここ2年間の読書量の推移 ~



どれだけ読んだかよりも何を読んだかが重要だということは重々承知。
でも何を読んだかと威張れるような本は読んでいないことも重々承知。
しーゆー。

馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow


Amazon.co.jp: 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow (講談社文庫) : 森 博嗣

探偵事務所への匿名の依頼は、22歳のホームレスの青年の調査だった。
彼はなぜホームレスをしているのか・・・

~ もくじ ~
プロローグ
第1章 愚かな声
第2章 偽りの声
第3章 弓の叫び
第4章 血の叫び
エピローグ
解説 斜線堂有紀
著作リスト


~ なるほどな一文 ~
人間は、基本的に一人で生きていけるのだ。それなのに、大勢で一緒になって、仲間意識を持たせ、絆で縛りつけようとしている。そんな強制のシステムが、この社会の機能だ、と理解できた。騙されていることに大勢が気づかない。自由を奪われ、労働しても結局は搾取される結果となる。雁字搦めの束縛生活が、生きる道だと勘違いしているのだ。(P61)




これで、、、2007年07月13日以降(5891日)、、、
読んだ本   1270冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 320298ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



理知的で静かな青年が最後に選んだ道が衝撃すぎる!!!
しーゆー。

推し、燃ゆ


Amazon.co.jp: 推し、燃ゆ (河出文庫) : 宇佐見 りん

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい――。

~ もくじ ~
推し、燃ゆ
文庫版あとがき
解説 体を貫く長い骨 金原ひとみ




これで、、、2007年07月13日以降(5884日)、、、
読んだ本   1269冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 319914ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



今の社会でうまく生きていけない時に、推しがいることが生きる糧になっている、そんな少女のお話。
そんな推しを失った彼女のその後が気になる終わり方・・・
しーゆー。

クララとお日さま


Amazon.co.jp: クララとお日さま (ハヤカワepi文庫 イ 1-10 epi109) : カズオ・イシグロ, 土屋 政雄訳

AIを搭載したロボットのクララは、病弱な少女と友情を育んでゆく。
愛とは、知性とは、家族とは?

~ もくじ ~
第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部
解説 鴻巣友季子




これで、、、2007年07月13日以降(5884日)、、、
読んだ本   1268冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 319754ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



面白かった!
全編、ロボットのクララを通して語られるので、結局よくわからないこともあるけれど、それもまた、この話の面白さの一つかも。
AIを搭載と行っても、現在のAIのようにネットワークでつながっているわけではなくスタンドアローンのAI。
なのでクララが自分が見たもの聞いたものをもとに学習していく。
そこがまた面白い。
少女のおかあさんのクララを使って行おうとしていた企みが悲しい。
そして結末がちょっとさびしい・・・
しーゆー。

正欲


Amazon.co.jp: 正欲 (新潮文庫 あ 78-3) : 朝井 リョウ

自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。
”多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合な繋がりとは・・・

~ もくじ ~
正欲
解説 東畑開人




これで、、、2007年07月13日以降(5872日)、、、
読んだ本   1266冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 319258ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



多様性だ、ダイバーシティだ、と叫んでいる人も、自分が想像できる範囲の多様性のことしか理解しようとはしていない。
非常に考えさせられる本でした。
しーゆー。

2023年7月の読書のまとめ

3ヶ月連続で低迷の読書量・・・
先月より増えたからよしとするか、、、


7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1404
ナイス数:0

逆ソクラテス (集英社文庫)逆ソクラテス (集英社文庫)
読了日:07月28日 著者:伊坂 幸太郎
世界史の中のヤバい女たち (新潮新書)世界史の中のヤバい女たち (新潮新書)
読了日:07月24日 著者:黒澤 はゆま
できない男 (集英社文庫)できない男 (集英社文庫)
読了日:07月17日 著者:額賀 澪
世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)
読了日:07月09日 著者:杉井 光
神さまを待っている (文春文庫 は 57-1)神さまを待っている (文春文庫 は 57-1)
読了日:07月03日 著者:畑野 智美

読書メーター


~ ここ2年間の読書量の推移 ~





どれだけ読んだかよりも何を読んだかが重要だということは重々承知。
でも何を読んだかと威張れるような本は読んでいないことも重々承知。
しーゆー。