ソーシャルメディア中毒

つながりっぱなしの日常を生きる」の日本版という感じでしょうか。
同じサービスを使っているようで、世代によってその使い方は異なっており、そこを理解しなければ、彼らがなぜそれに夢中になっているのかが理解できない。
子どもたちをソーシャルメディア中毒にかからないようにするには、端末を取り上げたりフィルタリングしても効果はなく、ソーシャッルメディアとの付き合い方を教育するしかない。
わかりやすく書かれておりますが、とりたてて新しい内容は書いてありません。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 今、若者のあいだで何が起きているのか?
第2章 止まらない承認欲求の連鎖
第3章 進化するネットいじめ
第4章 あらゆる人に迫るネット依存
第5章 大人社会に蔓延するSNSの闇と罠
第6章 「ソーシャル疲れ」が呼び込むうつと孤独
第7章 SNSがもたらす違和感
第8章 ソーシャルメディア中毒への処方箋
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

SNSは、承認欲求への飢餓をより加速させているのかもしれないと思う。(P163)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2715日)、、、
読んだ本   594冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 139296ページ(1日平均51ページ)

book20141215
atasintiさんの読書メーター
 

白熱日本酒教室

白熱日本酒教室 (星海社新書)
杉村 啓 アザミ ユウコ
講談社
売り上げランキング: 262

とっても奥が深い日本酒。
そんな日本酒を楽しむための20の講座。
とってもわかりやすい!
しかし、、、
これを読んで日本酒に嵌ってしまわないように、
注意しなくては。
注意しなくては。
注意しなくては。

~ もくじ ~

1章 オリエンテーション
2章 まずは知りたい日本酒の基本!
3章 より細かくしれば日本酒の味が見えてくる
4章 飲み手から見た日本酒の話
5章 日本酒の多彩な飲み方
6章 あたらしい日本酒とどう出会うべきか
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

結局のところ重要なのは、自分にとってそのお酒がおいしいかおいしくないかです。(P41)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本酒はとっても懐の深い飲み物です。なので温度に限らず、きっちり必ずこ飲まなければならないという飲み方はありません。(P171)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2709日)、、、
読んだ本   593冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 139072ページ(1日平均51ページ)

book20141211
atasintiさんの読書メーター
 

テキヤはどこからやってくるのか?

テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る (光文社新書)
厚 香苗
光文社 (2014-04-17)
売り上げランキング: 123,464

お祭りとなると、どこからともなくわらわらと集まってくる露天商のみなさん。
そんな露天商のみなさんのことがとてもよくわかります。

テキヤの世界は男性のみ。
という割には、近所のお祭りの露天は女性の比率が高い気がするなぁ。。。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 露天商いの地域性
第二章 近世の露天商
第三章 近代化と露天 -明治から第二次世界大戦まで
第四章 第二次世界大戦後の混乱と露天商 -敗戦後の混乱期
第五章 露天商いをめぐる世相解説 -一九六〇年代以降
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2706日)、、、
読んだ本   592冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 138840ページ(1日平均51ページ)

book20141208
atasintiさんの読書メーター
 
 
えっ?
「テキヤって何?」なーんて言ってるそこのおねえさん、
けんさくけんさくぅ!

「自分メディア」はこう作る!

「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記
ちきりん
文藝春秋
売り上げランキング: 179

超人気ブロガーのちきりんさんが、自身のブログについて、どんな方針で運営しているのか、どんなことを考えながらブログを書いているのか、ブログを始めた頃から、人気が出てきた頃、そして現在について語ってくれています。
ちきりんさんのブログは月間ページビューが150万~200万ということですが、なぜ、そのように多くの人がちきりんさんのブログを訪れるのか、ちきりんさんのブログは、なぜあのように面白いのか、ということがとてもよくわかります。

しかし、この本は、そこらあたりにゴロゴロじている、こうすればページビューを増やせるとか、こうすればブログで稼げるとか、そんなHow To本ではありません。その手の本が役に立つことはほぼないわけですが。。。
この本を読んでも、ちきりんさんのように月間ページビューが150万~200万のブロガーになれるわけではありません。
結局のところは、書き手の「人柄」がモノを言うのです。
ちきりんさんのブログが面白く、そして多くの人に読まれるのは、そこににじみでているちきりんさんの人柄に惹かれるからなのです。

そんなわけで、写真やイラストでごまかしている私には、とてもまねをできないものなのです。
でも、それはそれでいいんです。
私は私が書きたいことを書きたいときに書いていくだけ。

そんじゃーね!

~ もくじ ~

ご挨拶
裏を知る篇『「Chikirinの日記」の育て方』
 第一章 出発点
 第二章 ブレーク!
 第三章 自分のメディアへ
 第四章 今、そしてこれから
表を読む篇『ベストエントリ集』
 GROWTH
 CAREER
 RELATION
 EDUCATION
 POLITICS
 BUSINESS
さいごに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

なんらかのメッセージを聞いた時、「それは誰が言ったのか」を気にする人は、まったく同じ発言でも、大企業の社長が言った場合と、アルバイトで生計を立てている若者が言った場合では、その解釈を変える人だからです。(P36)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「仕事と家庭が両立できる社会」なんかじゃなく、「両立なんてできなくても、なーんら問題のない社会」を目指した方がいいのでは?(P184)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2701日)、、、
読んだ本   591冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 138643ページ(1日平均51ページ)

book20141203
atasintiさんの読書メーター
 

2014年11月の読書のまとめ

2014年11月は残念ながら目標の2000ページには至らず。
まぁ、そんなもんでしょ・・・

2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1743ページ
ナイス数:0ナイス

秘密保護法 社会はどう変わるのか (集英社新書)秘密保護法 社会はどう変わるのか (集英社新書)
読了日:11月29日 著者:宇都宮健児,堀敏明
四次元時計は狂わない-21世紀 文明の逆説- (文春新書)四次元時計は狂わない-21世紀 文明の逆説- (文春新書)
読了日:11月24日 著者:立花隆
ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)
読了日:11月19日 著者:立川武蔵
明智光秀と本能寺の変 (PHP文庫)明智光秀と本能寺の変 (PHP文庫)
読了日:11月15日 著者:小和田哲男
誰が「知」を独占するのか-デジタルアーカイブ戦争 (集英社新書)誰が「知」を独占するのか-デジタルアーカイブ戦争 (集英社新書)
読了日:11月12日 著者:福井健策
デジタルは人間を奪うのか (講談社現代新書)デジタルは人間を奪うのか (講談社現代新書)
読了日:11月6日 著者:小川和也
誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)
読了日:11月3日 著者:パオロマッツァリーノ

読書メーター
book201411-1

ここ2年間の読書量の推移
book201411-3
book201411-4

読書メーターに登録した2007年7月以降の月別1日あたりの平均読書ページ
book201411-2
 

秘密保護法 社会はどう変わるのか

秘密保護法 社会はどう変わるのか (集英社新書)
宇都宮 健児 堀 敏明
集英社 (2014-11-14)
売り上げランキング: 8,331

何が秘密なのか、それは秘密です。
そんな秘密保護法がとんでもない法律であることがとてもよくわかります。

着々とアメリカ化を推し進める安倍政権をやりたい放題にしていたらとんでもないことになる。
格差拡大の先にまっているのは・・・
((((;゚Д゚))

だが、あきらめるのはまだ早い。
秘密保護法の意見を訴えることで、施行されるまでに、いや、たとえ施行されても無効化することができる。

もうすぐ衆議院選挙です。
安倍政権にノーを突き付けるチャンス。
しかし、今の野党には、ここに任せたと言えるところがないのも現実。

結局、政党ではなく「人」を選ぶしかないわけだが、、、

~ もくじ ~

第一章 誰が、何のために秘密保護法をつくったのか 堀 敏明
第二章 超監視社会への道 足立昌勝
第三章 「知る権利」の妨害と闘う 林 克明
第四章 憲法と秘密保護法 宇都宮健児
巻末資料「特定秘密の保護に関する法律」条文

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ヨーロッパでは「防犯カメラ」とは誰も言いません。「監視カメラ作動中です」と正確に書いてあります。防犯カメラなどと言い換えてはいけない。その、膨大な数の監視カメラで撮られるデータを管理する唯一の機関が、警察なのです。(P77)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2697日)、、、
読んだ本   590冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 138355ページ(1日平均51ページ)

book20141127
atasintiさんの読書メーター
 

四次元時計は狂わない

四次元時計は狂わない-21世紀 文明の逆説- (文春新書)
立花 隆
文藝春秋
売り上げランキング: 14,880

立花隆さんが語る、日本の明るい最新技術の数々。
なるほど、社会の出来事や物事について、こういう見方をすればいいんだ、ということを教えて頂きました。
 
~ もくじ ~

まえがき
Ⅰ 日本再生
Ⅱ 革命の世紀
Ⅲ 知の新時代へ

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

危機の時代だからこそ、「みんな一緒」をとなえるのは、日本を「強い国」にする道ではないと思う。画一化の方向性は共倒れの方向性でもあるからだ。(P27)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

麻酔は効くかどうかが大事で、なぜ効くか、理由はとりあえずわからなくてよいということだ。現代社会はすべてプラグマティズム(理屈より実践的行動)で動いている。(P187)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2692日)、、、
読んだ本   589冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 138163ページ(1日平均51ページ)

book20141124
atasintiさんの読書メーター
 

ブッダをたずねて

ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)
立川 武蔵
集英社 (2014-09-17)
売り上げランキング: 11,910

仏教と言っても千差万別。
ブッダの一生とその後のそれぞれの地域ごとの仏教の移り変わりをかるくおさらい、という感じ。
仏教に出てくるいろいろな仏や菩薩などのこともよくわかります。

それにしても、弟子に自分の遺体の供養にはかかわるなと言っていたブッダでしたが(供養そのものを禁止したわけではない)、葬式仏教と化してしまった日本の仏教は、ブッダの教えとはまったく異なるものになっているんだなぁ。。。

~ もくじ ~

第一章 ブッダの一生
第二章 ブッダの面影と新しい仏
第三章 アジアに広がった仏たち
第四章 日本に花開いた仏教
終 章 回帰するブッダ
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そもそも「世尊」は「ローカ・ナーカ」の訳語であり、「バガヴァーン」の訳語ではない。だが、中国や日本では「バガヴァーン」は世尊と訳されてきた。おそらく「婆伽梵」では響きが悪いと思われたのであろう。
問題の多い語だ。だが、バカボンのパパなら、言うだろう。「これでいいのだ」(P115)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2687日)、、、
読んだ本   588冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 137905ページ(1日平均51ページ)

book20141119
atasintiさんの読書メーター

明智光秀と本能寺の変

明智光秀と本能寺の変 (PHP文庫)
小和田 哲男
PHP研究所 (2014-11-06)
売り上げランキング: 32,019

よく描かれることはない明智光秀。
そしてなぜ本能寺の変を起こしたのかは諸説あるものの、いまだ謎のまま。
そんな明智光秀について熱く語る本かと思いきや、たんたんと諸説ならびに自分の説を述べるにとどまっていて、ちょっと残念かも。

卑劣な悪者に描かれることが多い石田三成については、NHK大河ドラマ「天地人」の時には、理想の国家について主人公の直江兼次と熱く語り、そんな国家創造を目指しながらも、徳川家康によって夢破れた悲劇のヒーロー的な描かれ方をしておりましたが、明智光秀を主人公に、日本をわがものにしようとする巨悪の信長を討ち、理想の国家創造を目指したものの、卑劣な秀吉によって夢破れた悲劇のヒーローとして描かれるようなドラマがあってもいい気がしました。
えっ?
そんなドラマ、誰も見ないって?

~ もくじ ~

文庫版まえがき
はじめに
第一章 「歴史以前」の光秀
第二章 信長に仕える光秀
第三章 坂本城主への抜粋
第四章 光秀の丹波経略と「近畿管領」
第五章 本能寺の変直前の光秀
第六章 光秀謀反の原因は何か
第七章 山崎の戦いと光秀の死
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2683日)、、、
読んだ本   587冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 137665ページ(1日平均51ページ)

book20141115
atasintiさんの読書メーター

誰が「知」を独占するのか

誰が「知」を独占するのか-デジタルアーカイブ戦争 (集英社新書)
福井 健策
集英社 (2014-09-17)
売り上げランキング: 12,542

デジタルアーカイブに対する熱い思いが語られています。
10人の権利者のうち9人はデジタル化を希望するけれど、1人は希望しない、あるいは不明者のために、デジタル化ができず、そうこうしているうちにフイルムなどが劣化して、その素晴らしい作品は世の中から消滅してしまう、そんなことにならないようにしたいところですが、中々難しそうです。

個人的には、我が家の数々の音楽や映像のアナログをデジタル化したい。
もちろん、そういうことができる器具もあるけれど中々時間が・・・・・

~ もくじ ~

はじめに
第1章 アーカイブでしのぎを削る欧米
第2章 日本の大規模デジタル化プロジェクトたち
第3章 知のインフラ整備で何が変わるのか
第4章 「ヒト・カネ・著作権」
第5章 最大の障壁「孤児作品」
第6章 アーカイブ政策と日本を、どう変えて行くか
あとがき
主要参考文献
索引

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

公文書デジタルアーカイブのゆくえは、このように「情報を秘匿することによる安全保障」から「情報を開示することによる安全保障」への流れの変化、変化が言い過ぎであればそのベストバランスの結節点に位置しているように思います。(P80)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2680日)、、、
読んだ本   586冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 137409ページ(1日平均51ページ)

book20141112
atasintiさんの読書メーター