JASRACは、1人または数人の生徒と教師が練習や指導のために楽曲を演奏するヤマハや河合の音楽教室において、生徒も不特定の「公衆」にあたるとして、この演奏にも演奏権が及ぶと判断、年間受講料収入の2.5%を著作権料として来年1月から徴収を始めたい考えを示したとのこと。
未来の音楽家を育てている場からも暴利を貪ろうと言うのか!
JASRACは日本の音楽を衰退させたいのか?
いったいだれのための著作権料なのか?
楽曲を作った人が本当にこれを望んでいるとは到底思えないのだが、、、
ヤマハや河合の音楽教室がこれに反発して今後JASRAC登録の曲は教室で一切扱いません、JASRAC未登録のAVEXなどの曲のみにします、なんてことになったら、もっとも被害を被るのは楽曲を作った人たちになるのではなかろうか。
関連ニュース
・音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース at 2017.02.02 ( 魚拓 )
・ヤマハ、河合など「音楽教育を守る会」結成 JASRACの徴収方針に反対 – ITmedia NEWS at 2017.02.03
・宇多田ヒカル、JASRACの方針に意見 「学校では無料で使って欲しいな」 at 2017.02.04
関連Tweet
もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな。https://t.co/34ocEwCj8K
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) February 4, 2017
JASRAC側の関連Tweet
「放置」していたのではありません。こころよく払ってくださる事業者もあるのに、最大手で全国に何千もの教室を展開し、数百億の売上を挙げている事業者が「ビタ一文払わん」と頑強におっしゃる。十年以上お願いしても態度が変わらない。これでは正直者が馬鹿を見るので、腰を上げるしかったのです。 https://t.co/Au3kcUPht4
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) February 3, 2017
払ってくれているところもあるのに大手が払わないとはけしからんということのようです。
そもそも音楽教室からも著作権料を取るという発想にみんなぷんぷんしているのが、わかっていない。
子供たちの親が支払っているのは、音楽の「指導」に対してであって使われている楽曲に対してではない。
もう大きくなりすぎてやりたい放題のJASRACは解体させるしかないのではないか。
しーゆー。