Tag Archives: 読了

陰陽師とはなにか

陰陽師とはなにか: 被差別の源像を探る (河出文庫)
沖浦 和光
河出書房新社
売り上げランキング: 105,307

陰陽師といっても安倍晴明のような朝廷や貴族のお抱え陰陽師から巷の陰陽師まで幅広い。
もともとは歴を作ったりそれに伴って物事の吉凶を占ったりしていたのが、平安後期には極端に穢れを嫌う貴族たちによって穢れを祓う役になっていった陰陽師。
そんな貴族お抱えの陰陽師よりも、どちらかといえば巷の陰陽師を中心に、なぜ彼らは農工商の平民よりも下に見られていたのか、歴史とともにどう変わっていったのか、なぜ役者へとかわっていったのかなどを探っていきます。

ちなみに、、、
安倍晴明は実在した陰陽師。
安倍清明は白狐の母から生まれた伝説のヒーロー。
これをごっちゃにしたのが最近の安倍晴明ブームなんですね。
 
~ もくじ ~

第一章 安倍晴明ブームをめぐって
第二章 陰陽師と渡来系文化
第三章 聖神社と「しのだづま」伝説
第四章 柳田國男の「特殊民」研究
第五章 「道々の者」と陰陽道
第六章 中世猿楽と陰陽道
第七章 近世「役所村」の起源
あとがき
解説 沖浦学のひとつの結晶 川上隆志

~ なるほどな一文 ~

大阪の下町の長屋では、上流市民階級の近代主義的なモラルはほとんど作用せず、近世の時代からの庶民の義理人情がまだ主流だった。長屋のラジオから流れてくるのは、近世の「説教祭文」から転化した「浪花節」と、「万歳」から祝事的要素が抜き取られてコミカルな掛け合いとなった「漫才」だった。(P24)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3544日)、、、
読んだ本   790冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 189673ページ(1日平均53ページ)


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かなり退屈な本でした・・・
しーゆー。
 

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上杉謙信の夢と野望

上杉謙信の夢と野望 (ワニ文庫)
乃至 政彦
ベストセラーズ
売り上げランキング: 34,133

所謂歴史小説は全てが史実ではありません。作者の創作が付け加えられているものです。
そんな歴史小説を原作としたドラマがテレビで放映されたりすると、まるでそのドラマの中の人物像がその人の人物像と誤って捉えられてしまうことがよくあり、坂本竜馬などがその最たるものだということです。
そんな実際の人物とはかけ離れた人物像がその人の人物像になってしまっている一人、上杉謙信について、史料をもとに本当の上杉謙信像に迫ります。

~ もくじ ~

文庫版にあたり
はじめに -戦国時代と上杉謙信
序章 長尾為景の魔法と上杉謙信
第一章 要請された守護代継承 -長尾影虎の登場
第二章 大名権力と公儀精神の矛盾 -長尾宗心の苦悩
第三章 前嗣・義輝・影虎の密約 -戦国終焉のシナリオ
第四章 関東菅領名代職に就任する上杉政虎
第五章 中央情勢と連動する川中島合戦 -四五〇年目の真相
第六章 永禄の変と関東三国志 -上杉輝虎の関東離れ
終章 不識庵謙信と天下の儀
付録 [現代語訳]越國内輪弓箭老師物語
上杉謙信関連年表
文庫版のおわりに
上杉謙信史跡めぐりの旅
おもな参考文献

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3535日)、、、
読んだ本   789冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 189422ページ(1日平均53ページ)


atasintiさんの読書メーター
 
 
この本の上杉謙信も一説にすぎないということを忘れてはいけない。
しーゆー。
 

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あやしい投資話に乗ってみた

あやしい投資話に乗ってみた
藤原 久敏
彩図社 (2016-12-20)
売り上げランキング: 30,648

FXとか先物取引とか、どんな仕組みでどんなリスクがあるのか、いろいろな金融製品のことがよくわかります。
失敗話も織り交ぜてはいますが、結局は作者の自慢話。。。
 
~ もくじ ~

はじめに
1章 未公開株を買ってみた
2章 新規公開株を買ってみた
3章 和牛オーナーになってみた
4章 海外ファンドを買ってみた
5章 超高金利の銀行に預金してみた
6章 FXで新興国通貨に投資してみた
7章 先物取引をやってみた
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3530日)、、、
読んだ本   788冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 189102ページ(1日平均53ページ)


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個人的にはたとえどんな大きな利息がつこうとも、上がるか下がるか毎日ドキドキしながら確認する生活なんてイヤだなぁ。
しーゆー。
 

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フィリピンパブ嬢の社会学

フィリピンパブ嬢の社会学 (新潮新書)
中島 弘象
新潮社
売り上げランキング: 176

大学で日本で働くフィリピン女性のことを研究対象にしていた著者は、フィリピンパブ嬢と付き合うことになり、そして最後は結婚することに。ここには、フィリピンパブ嬢の生々しい生活、母国の家族の状況、そしてそんなフィリピ女性たちをくいものにしている暴力団関係者の姿がありありと見えます。

それにしても、偽装結婚でビザを入手して日本に滞在している娘は、日本の狭いアパートで監視の目もありほとんど自由のない生活を強いられているというのに、彼女からの送金で、掘立小屋の生活を脱出して高級住宅街に邸宅を買い、メイドをやとった贅沢三昧の生活をしている親兄弟・親類の、もともっとカネをくれと娘に迫るすざましさは日本人の感覚からは考えられません。
一方でそんな家族にお金を送り続ける娘たちがけなげすぎる・・・
もちろんフィリピン人全てがそんな感じではないのでしょうけれど。
 
~ もくじ ~

はじめに
第一章 フィリピンパブって何ですか
第二章 ねえ、私と付き合ってくれる?
第三章 助けなんていらない
第四章 信じてほしいと言うけれど
第五章 フィリピンパブ嬢のヒモになる
第六章 母は絶対に会わないと言った
第七章 どれだけ金があっても足りない
第八章 そして彼らはいなくなった
第九章 ビザと就職と結婚と
解説的なあとがき 松本仁一

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3527日)、、、
読んだ本   787冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 188846ページ(1日平均53ページ)


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結婚後の続編も書いてほしいな。
しーゆー。
 

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この世はウソでできている

この世はウソでできている (新潮文庫)
池田 清彦
新潮社 (2016-01-28)
売り上げランキング: 93,111

ダイオキシンとか地球温暖化とか、科学的に間違っていたことが分かっても、なぜ間違っていたという情報は広がらず、そしてその対策に莫大な税金がつぎ込まれ続けるのか?
それはそこに利権があるからです。

~ もくじ ~

はじめに -「健康のため」「安全のため」「環境のため」というウソ
第1章 民主主義のウソ
第2章 ウソの道具としての科学
第3章 世界を動かすウソのからくり
第4章 現代人はどんな「ウソ」にだまされるのか
おわりに -絶望の先の希望、希望の先の絶望
解説 松原隆一郎

~ なるほどな一文 ~

科学を使った金儲けが、」個人の欲望をうまく解放するような金儲けだったらいいのだけれども、人をだまして健康不安を煽って金儲けする道具に科学が用いられるケースが増えていることが問題なのである。(P170)

~ もう一つなるほどな一文 ~

環境や健康を旗印にすれば、政治家や官僚は国民をコントロールできる。そして、そこに利権が生まれるのだ。(P220)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3525日)、、、
読んだ本   786冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 188606ページ(1日平均53ページ)


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人々を信じ込ませるキーワードが「健康」「安全」「環境」なのでした。これらのキーワードが出てきたら何か怪しいと思った方がいいのかも。
しーゆー。
 

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たとえ世界が終わっても

たとえ世界が終わっても ──その先の日本を生きる君たちへ (集英社新書)
橋本 治
集英社 (2017-02-17)
売り上げランキング: 2,472

大きいことはいいことだ、人類が生まれてからずっと続いてきたこの大きいことはいいことだという世界はついに終わりを告げることになった、イギリスのEU離脱はそれを物語っているというお話。
アレキサンダー大王の時代から大航海時代、さらには第一次、第二次世界大戦まで、大きいことはいいことだから領土を広げようと競争してきた。第二次世界大戦後、領土拡大はできなくなったが、今度は経済圏を拡大しようと競争してきた。そんな時代はもう終わったのだ、経済はもうこれ以上大きくなれない限界点に達したのだというお話。
よくわかるお話だけど、そんなことはわかっていますよ。
じゃぁ、どうすればいいんだ?
という答えはこの本にはありません。
経済はもう拡大できないことを認識して、その先を考えてねで終わっています。

~ もくじ ~

まえがき
序 章 イギリスのEU離脱を見ながら考えた
第一章 バブルになるとどうなるのか
第二章 「ヨーロッパ」という謎を解く
第三章 経済は飽和したら終わるものだ
第四章 バブルを経て「社会」が消えた
第五章 なにを言ってもムダな人たち
第六章 世界が終わった後に
終 章 不思議な王子様のモノローグ -私は中学生のときにバブルを見た
あとがき 川喜田研

~ なるほどな一文 ~

人は、若いと「未来」を考えます。「この先どう生きていったらいいのかがよく分からない」という状況にあったら、どうしたって「未来」を考えます。「未来」を考える限り、その人は若い。「未来」を考えなくなったら、その人はもう若くない。(P5)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3521日)、、、
読んだ本   785冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 188373ページ(1日平均53ページ)


atasintiさんの読書メーター
 
 
政治家も企業の経営者もマスコミも、またネットでそれらの人をバカにしている人たちも、そして私もバカです。
でも、今の世の中バカばかり、だからバカじゃない私の話を聞け、そんな上から目線の話し方は、ちょっと気分が悪くなります。
しかしこの本も、結局わかりきっていることしか書いていないし、同じ話を言葉を変えて何度も何度も話しているだけの言葉遊びに過ぎない気がします。
「昔はよかった」と縁側でくだまいている、小金持ってる暇な爺さんの話なのです。
しーゆー。
 

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サイコパス

サイコパス (文春新書)
サイコパス (文春新書)

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中野 信子
文藝春秋
売り上げランキング: 89

人の痛みも悲しみも感じない、罰よりも自分の快楽を何よりも優先、言葉たくみに人をだまし、平気でうそをつく、反省したようなことを述べても実際はまったく反省していない、罪悪感など持ち合わせていない、そんなサイコパスは全人類の1%程度、つまり100人に1人ほど存在するそうです。
脳に特徴がみられる、というよりも脳の構造が異なるみたいですが、平気で殺人を犯すような人になってしまうかどうかは環境の影響も見逃せません。
近い将来、胎児のときに簡単に脳の構造を調べられるようになって、サイコパスになりやすい構造とわかったら排除するなんてことがあってはいけません。
一方で社会生活を営む人類にとって迷惑な存在である強度のサイコパスも人類の進化の過程で淘汰されることなく一定の割合で残っているということは、実は人類の生存にとって必要な存在なのかもしれず、その謎は解き明かされていません。

~ もくじ ~

はじめに 脳科学が明らかにする「あなたの隣のサイコパス」
第1章 サイコパスの心理的・身体的特徴
第2章 サイコパスの脳
第3章 サイコパスはいかにして発見されたか
第4章 サイコパスと進化
第5章 現代に生きるサイコパス
第6章 サイコパスかもしれないあなたへ
おわりに
主要参考文献

~ なるほどな一文 ~

注意を促しておけば、脳科学や神経科学の研究者は「遺伝的な要素が大きい」と判断しがちであり、社会学者や教育学者は「後天的な要素が大きい」と判断しがちな傾向があります。実験者の内観、先入観に結論が左右される部分があるわけです。(P144)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3518日)、、、
読んだ本   784冊 (1日平均0.22冊)
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サイコパスの特徴を並べてみると、別に殺人鬼というわけではなく、自分たちのまわりにもいることがわかります。ほら、あたなの職場のあの人も・・・
しーゆー。
 

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ポピュリズムとは何か

ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)
水島 治郎
中央公論新社
売り上げランキング: 669

ラテンアメリカ、ヨーロッパ、そしてUSAにおけるポピュリズム政党の活動の歴史を見ていくことで、ポピュリズムとは何かを探ります。

この本では橋下徹による大阪維新の会を日本におけるポピュリズム政党の例として挙げていますが、ちょっと違う気がします。
この本で何度も書かれているように、ポピュリズムは、現在のグローバル化、新自由主義によって一部のグローバル企業や大富豪にのみ富が集り、格差が広がっていく中で、グローバル化、新自由主義を推進する既存の政党と真っ向から対決することを虐げられている人々に訴えて支持を受けているものです。しかし橋下徹はその新自由主義の推進者です。
日本ではなぜ、格差を広げる政策の推進者をその政策によって虐げられている人々が支持するようなおかしな現象が起きているのでしょうか?
それは小泉元総理の劇場型政治も同じで、対立者を作ることであたかも改革者であるように錯覚させているからであり、テレビなどのマスコミもそれに一役買って出ていることで、支持している人々はすっかり騙されているのではないでしょうか。日本にジャーナリズムが存在していないのも一因で、マスコミがいっしょに踊らされているのでしょう。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 ポピュリズムとは何か
第2章 解放の論理 -南北アメリカにおける誕生と発展
第3章 抑圧の論理 -ヨーロッパ極右政党の変貌
第4章 リベラルゆえの「反イスラム」 -環境・福祉先進国の葛藤
第5章 国民投票のパラドクス -スイスは「理想の国」か
第6章 イギリスのEU離脱 -「置き去りにされた」人々の逆転劇
第7章 グローバル化するポピュリズム
あとがき
参考文献

~ なるほどな一文 ~

いまや「政党や団体に支援されて」選挙に勝つのではなく、「既成政党や団体を批判することで」、政党や団体に属さない無党派層の幅広い支援を取りつけることが、選挙戦略として十分に機能する時代となったのである。(P66)

~ もう一つなるほどな一文 ~

デモクラシーという品のよいパーティに出現した、ポピュリズムという泥酔客。パーティ客の多くは、この泥酔客を歓迎しないだろう。ましてや手を取って、ディナーへと導こうとはしないだろう。しかしポピュリズムの出現を通じて、現代のデモクラシーというパーティは、その抱える本質的な矛盾をあらわにしたとはいえないだろうか。そして困ったような表情を浮かべつつも、内心では泥酔客の重大な指摘に密かにうなずいている客は、実はおおいのではないか。(P231)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3509日)、、、
読んだ本   782冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 187613ページ(1日平均53ページ)


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アメリカではトランプ大統領が登場しました。このトランプさんもポピュリズムで大統領になりました。
トランプ大統領登場で唯一よかったのは、TPPが暗礁に乗り上げたことではないでしょうか。
しかし、TPPが実はアメリカが他の国から利益をチューチューと吸い上げるためのシステムだということにトランプさんが気がついたとき、逆に一気に進み、難題を次々と投げかけてくるに違いなく、今後も安心はできません。
しーゆー。
 

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天気予報はこの日「ウソ」をつく

天気予報はこの日「ウソ」をつく (日経プレミアシリーズ)
安藤 淳
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 229,908

天気予報のお話。
2013年の成人式の朝、大雪で関東地方の平野部も積雪した日の天気について、積雪はないと予報した気象庁の予報はなぜはずれたのか、一方でウェザーニュースの予報はなぜ積雪すると予報できたのか、なかなか面白い。
だからといってウェザーニュースの天気予報が一概に優れているというわけではなく、得手不得手がありそうです。
そんなわけで、複数の会社の天気予報を確認するのがよいみたいです。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 そもそも天気はどのように予報されているのか?
第2章 天気予報に不可欠な、スパコンの今
第3章 ハイテクしすぎた現代の天気予報と、その落とし穴
第4章 ニッチだけどすごい「気象ビジネス」の裏側
第5章 気象予報士のジレンマ
第6章 売れっ子のいるアメリカ、大ざっぱなフランス
第7章 日本は隠れた気象研究の先進国だった!
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3501日)、、、
読んだ本   781冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 187369ページ(1日平均53ページ)


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現在の天気予報は多くのデータをスーパーコンピューターで解析しているわけですが、その結果をそのままは使えず、最後の最後は気象予報士さんの経験と勘がものを言う世界なのですね。
しーゆー。
 

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真「日本戦史」

真「日本戦史」 (宝島SUGOI文庫)
宝島社 (2017-01-11)
売り上げランキング: 58,231

歴史は勝者によって歪められています。またその後に面白おかしく話が加えられていたりもします。
日本の歴史における古代から太平洋戦争までの「戦さ」について、数々の逸話が本当の話かどうか、真実はどうであったのかを戦略的な思考から見直しています。「なるほど、そうに違いない」と思える話がほとんどですが、これもまた一説にすぎないということも頭の隅に置いておかなければならないでしょう。

~ もくじ ~

はじめに なぜ正しい戦史を学ばなければならないのか
第一章 日本戦史1 古代
第二章 日本戦史2 鎌倉・室町時代
第三章 日本戦史3 戦国・江戸時代
第四章 日本戦史4 幕末・明治時代
第五章 日本戦史5 昭和時代

~ なるほどな一文 ~

日本陸軍の作戦要務令には、「攻撃の主眼は、敵を包囲して、これを戦場において殲滅するにあり」と記してあるが、不思議なことに古代の古戦史から近代の日清・日露戦争や大東亜戦争に至るまで、我が国の作戦・戦闘において「戦場において殲滅」した戦例はほとんど見当たらない。日本人の特性として、十分な予備兵力を持つという観念が希薄であったのか、「武士の情け」のような武士道精神的感覚がそうさせたんか、あるいは孫子の兵法「囲む師はこれを欠く」を無意識のうちにも忠実に遵守してきたからなのであろうか。(P126)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3499日)、、、
読んだ本   780冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 187145ページ(1日平均53ページ)


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一つ感じたことは、作者の一人白木さんは戦前の日本海軍のことが大嫌いらしいということ。
しーゆー。
 

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