路地裏で考える

路地裏で考える (ちくま新書)
平川 克美
筑摩書房
売り上げランキング: 197,932


平川克美さんの、ご本人が言うには「路地裏目線」のエッセイ。

~ もくじ ~

まえがき 路地裏の散歩者
第1章 路地裏の思想
第2章 映画の中の路地裏
第3章 旅の途中で
あとがきにかえて 負け犬の遠吠えが響く町を歩くということ
初出一覧


~ なるほどな一文 ~

わたしたちは、ポスト・トゥルースの時代(真実が力を持たなくなった時代)に生きている。その意味は、真実が語られなくなったのではなく、真実を見ようとする意志が、嘘を嘘と知りつつ騙されることの快楽にとって代わられた世界だということである。(P78)



これで、、、2007年07月13日以降(4475日)、、、
読んだ本   993冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 240771ページ(1日平均53ページ)

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そうそうホントそれっという話もあれば、ちょっとこのおじさんなに言ってるのって話もあるけれど、それはそれで面白いところかもしれない。
しーゆー。

銀河帝国は必要か?

銀河帝国は必要か? (ちくまプリマー新書)
稲葉 振一郎
筑摩書房
売り上げランキング: 32,347


アイザック・アシモフさんのロボットと銀河帝国を描いたSF作品群を哲学的に読み解く?

~ もくじ ~

第1章 なぜロボットが問題になるのか?
第2章 SF作家アイザック・アシモフ
第3章 宇宙SFの歴史
第4章 ロボット物語―アシモフの世界から(1)
第5章 銀河帝国―アシモフの世界から(2)
第6章 アシモフと人類の未来
参考文献
あとがき



これで、、、2007年07月13日以降(4471日)、、、
読んだ本   992冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 240554ページ(1日平均53ページ)

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自ら考えるようになったロボットが、それでもロボット三原則に従って行動するのですが、「ロボットは人間に危害を加えてはならない」というがそもそも「人間」とは誰のことを言うのかと思い悩み、ロボット同士で議論したり、長い長い悠久の時を経て嗜好を重ねたロボットが、ロボットがいたら人間がダメになってしまう、人間の発展のためには自分たちはいない方がよいという結論を出し、人間の前からロボットたちは姿を消すのだけれど、人間をほっておくことはできず、人間に悟られないように人間をコントロールするとか、アシモフさんのSFは読んだことがありませんが、とっても面白そうです。もっとも多量にあるので簡単に手を出すことはできそうにありませんが・・・
そんなとっても面白いアシモフさんのSFも、哲学の手にかかるとなんとも堅苦しいつまらない話になってしまうということがよくわかる、そんな本です。
しーゆー。

資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐

資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (集英社新書)
マルクス・ガブリエル マイケル・ハート ポール・メイソン
集英社
売り上げランキング: 331


斎藤幸平さんが、マルクス・ガブリエルさん、マイケル・ハートさん、ポール・メイソンさんの3人とそれぞれ現代社会が抱えている問題について議論します。

~ もくじ ~

はじめに――大分岐の時代に
第一部 マイケル・ハート
 第一章 資本主義の危機と処方箋
 第二章 政治主義の罠
 第三章 <コモン>から始まる、新たな民主主義
 第四章 情報テクノロジーは敵か、味方か
 第五章 貨幣の力とベーシック・インカム
第二部 マルクス・ガブリエル
 第一章 「ポスト真実」の時代を生んだ真犯人
 第二章 「人間の終焉」と相対主義
 第三章 新実在論で民主主義を取り戻す
 第四章 未来への大分岐―環境危機とサイバー独裁
 第五章 危機の時代の哲学
第三部 ポール・メイソン
 第一章 情報テクノロジーの時代に資本主義が死んでゆく
 第二章 資本の抵抗―GAFAの独占はなぜ起きた?
 第三章 ポストキャピタリズムと労働
 第四章 シンギュラリティが脅かす人間の条件
 第五章 資本主義では環境危機を乗り越えられない
 第六章 生き延びるためのポストキャピタリズム
おわりに――Think Big!



これで、、、2007年07月13日以降(4465日)、、、
読んだ本   991冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 240337ページ(1日平均53ページ)



具体的な施策はなく、机上の空論・・・

労働と生産活動はロボットとAIが行い、人々は芸術的、あるいは哲学的に生きる、そんな素敵な未来がくる?
このまま資本主義、新自由主義が突っ走れば、格差はどんどん進み、労働と生産活動をロボットとAIに奪われた99%の人々は生産されたモノを買うこともできずに野たれ死んでゆき、1%の富裕層とロボットとAIだけの世界になってしまう?しかしその世界では環境破壊もどんどこどんどこと進み、ついには1%の人すらも生きていけない世界になってしまう?
どちらの世界へ向かうのか、今がその大分岐点のとき・・・
しーゆー。

野球消滅

野球消滅 (新潮新書)
野球消滅 (新潮新書)
posted with amazlet at 19.09.23
中島 大輔
新潮社
売り上げランキング: 26,453


プロ野球は、観客動員数を増やしている。
でも、それで安穏としていると日本の野球は消滅へと向かってしまう。
なぜなら野球をやる子どもの数が少なくなっているから。これは少子化の影響だけではなく、サッカーやバスケの人気で、野球を選択する子どもが減っているのです。それに野球は何かとお金がかかること、お茶くみ当番とかへんな慣習で親にとって経済的・時間的負担が大きいことも一因。
その根本原因は、年代毎に別組織となっている日本独特の野球の組織構造にある。
しかし今からサッカーのようにひとつの組織の下でまとまることなどできそうにない。
ならばどうすればよいか・・・

~ もくじ ~

はじめに
第一章 プロ野球ビジネスが成り立たなくなる日
第二章 消える野球少年
第三章 二極化する高校野球の行く末
第四章 「プロアマ」の壁は崩れていない
第五章 学童野球の闇
第六章 野球村に必要なアップデート
おわりに




これで、、、2007年07月13日以降(4456日)、、、
読んだ本   990冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 239985ページ(1日平均53ページ)

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個人的にはあまり野球に興味がなくなってしまっていたのであまり気にしていませんでしたが、そう言えば、昔は毎日のようにやっていたテレビのプロ野球中継も最近はほとんどやっていない気がしますね。
サッカーの中継もほとんどやってくれないけど・・・
私が子どもの頃はバットやグローブがなくても柔らかなボールでハンドベースボールとか、狭い場所でも三角ベースとかやって遊んでいました。
野球人口減少の一番大きい原因は、野球が「子どもの遊び」ではなくなってしまったことかな。
しーゆー。

ミュシャから少女まんがへ


現在の少女まんがの源流をフランスの画家ミュシャに見る?

~ もくじ ~

序 明治のアール・ヌーヴォーとは何であったか
第一章 明治ラファエル前派と投稿空間としての「明星」
第二章 言文一致と日露戦争
第三章 明治のミュシャ、一条成美とその運命
終 章 ミュシャから少女まんがへ
あとがき
参考文献




これで、、、2007年07月13日以降(4456日)、、、
読んだ本   989冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 239761ページ(1日平均53ページ)

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368ページの本ですが、少女まんがの話が出てくるのはなんと342ページから。
そこまでは延々と延々と明治時代の雑誌「明星」とその編集者与謝野鉄幹、そしてその明星でミュシャ風の表紙や挿絵を描いていた画家一条成美を中心とした明治の文壇のお話が、これでもか~これでもか~と続く退屈な本でした。
しかも少女まんがの話はかなりはしょられていて残念な本。個人的には逆の量を期待していました。
一条成美さんの絵はミュシャ風というよりはミュシャの絵の模写。今なら訴訟ものかも。

とりあえず、今渋谷のBunkamuraで開催中の「みんなのミュシャ展」でも見に行ってみようかな。
しーゆー。

なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?


メルカリ、ヤフオク、LINE、スタディアプリ、オイシックス、エアークローゼット、プチッと鍋、アマゾン、これらのヒットサービス・ヒット商品をもとにマーケティングの楽しさを知ろうという本。
マーケティングなんてもう古いと言われていますが、ここでのマーケティングはもう少し広い意味で使われているようです。
それぞれ牛窪恵さんのリサーチ編と田中道昭さんのマーケティング分析編から構成されています。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?
第2章 なぜLINEは日本人の心をつかんだのか?
第3章 なぜスタディサプリは月980円という破格なのか?
第4章 なぜオイシックスはママたちに支持されるのか?
第5章 なぜエアークローゼットには返却期限がないのか?
第6章 なぜエバラの「プチッと鍋」はヒットしたのか?
最終章 なぜアマゾンはすべてを破壊しようとするのか?
おわりに




これで、、、2007年07月13日以降(4448日)、、、
読んだ本   988冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 239393ページ(1日平均53ページ)

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牛窪恵さんのリサーチ編は面白くそしてわかりやすかったです。そこには生の声があります。
田中道昭さんのマーケティング分析編は、牛窪恵さんのリサーチ結果をマーケティングの理論を使ってこねくり回すんですが、なんとなく結論ありきでつまらない内容でした。田中道昭さんは結局、最後の「アマゼンってすごい」ということを言いたかっただけなのかも・・・
しーゆー。

観光公害

観光公害――インバウンド4000万人時代の副作用 (祥伝社新書)
佐滝剛弘
祥伝社
売り上げランキング: 5,588


日本及び世界におけるオーバーツーリズム、観光公害の実態とそれに対する取り組みについてまとめられています。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 変容する千年の古都
第二章 「観光公害」とは何か
第三章 日本各地の「オーバーツーリズム」
第四章 「海外の有名観光地」の現実
第五章 観光公害を解決するには
第六章 誰のための「観光」か
終わりに



これで、、、2007年07月13日以降(4439日)、、、
読んだ本   987冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 239001ページ(1日平均53ページ)

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京都は今、受け入れ可能な観光客の数を大幅に超えた観光客が訪れてオーバーツーリズムの状況にあります。
しかしこれは日本だけのお話ではありません。
ヨーロッパでも東南アジアでも同様な問題が発生しています。
それらの多くの場所では、自然環境や歴史的価値を守るため、観光客に対する規制を強める方向にあります。
ところが京都では、これまで外観を損なうということで制限を設けていた建築規制を和らげ、高層ホテルの建築を許容する方向にあるとのこと。
おいおい、それで本当にいいの?
五重塔の向こうに高層ビルが見えたりしたら、古都の魅力半減だけど・・・
しーゆー。

ルポ ひきこもり未満

ルポ ひきこもり未満 レールから外れた人たち (集英社新書)
池上 正樹
集英社 (2018-09-14)
売り上げランキング: 67,939


長期間引きこもっている人、完全に引きこもっているわけではないけれど社会から遮断されてしまっている人、そういう方々のルポ。
「引きこもり」と一括りにはできないそれぞれの事情や原因がある。

~ もくじ ~

序章
第一章 誰か見つけて
第二章 親子の高年齢化
第三章 毒親・ロスジェネ世代の就職難
第四章 機能不全家族
第五章 高学歴女子の転落
第六章 Uターン転職
第七章 支援とブラック企業
第八章 社会への道のり
第九章 自らの意思で出会いが選べる
第一〇章 あとがきに添えて~命を絶った柴田さんとのこと


~ なるほどな一文 ~

「ひきこもりというのは問題だというのが一般の認識だけど、僕は逆で、ひきこもりというのは問題に対する答えだ」(P194)




これで、、、2007年07月13日以降(4433日)、、、
読んだ本   986冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 238737ページ(1日平均53ページ)

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ひとりひとりの根本的な原因が何かを考えずに、無理やり社会へ連れ出そうとする間違った支援や考え方を改めないと、この国はよくならない。
しーゆー。

露出する女子、覗き見る女子

露出する女子、覗き見る女子 (ちくま新書)
三浦 展 天笠 邦一
筑摩書房
売り上げランキング: 28,860


女性たちがInstagramやTwitter、FacebookなどいろいろあるSNSの中でどのサービスを主に使っているか、どういう使い方をしているかをもとに、それぞれの女性のタイプを考察。
またスマホのどんなアプリを使っているかによっても、それぞれの女性のタイプを考察。
そうすると現代女性の姿が見えてくる?

~ もくじ ~

まえがき 三浦 展
第1章 露出志向と覗き見志向――SNSで棲み分ける女性たち 天笠邦一
第2章 インスタ映え系、自己露出系、金融系、占い系――アプリの使い方による女子の類型 三浦 展
第3章 筋肉女子(ボディ系)の誕生とその政治性 三浦 展
あとがき 三浦 展+天笠邦一




これで、、、2007年07月13日以降(4429日)、、、
読んだ本   985冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 238481ページ(1日平均53ページ)

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各種数値データを元にしていますが、少し強引過ぎる感じがします。
箇所箇所によって3%の差が大きな差だったり、10%の差がほぼ同じだったり、、、
ただひとつ分かったことは、やっぱり女性は男みたいに単純ではないってこと。
しーゆー。

世界の危険思想

世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書)
丸山 ゴンザレス
光文社
売り上げランキング: 5,940


平気で人を殺せるような人の頭の中はどうなっているのか?

~ もくじ ~

はじめに
第1章 人殺しの頭の中
第2章 命に値段はつけられる
第3章 スラムという現実
第4章 裏社会の掟
第5章 本当は危ないセックス
第6章 世界は麻薬でまわっている
第7章 なくならない非合法ビジネス
第8章 自分探しと自己実現の果て
最終章 危ない思想は毒か薬か
おわりに


~ なるほどな一文 ~

もっと効率のいい変化をするには、「世界を変えるよりも自分を変える方がカンタンデ、費用対効果も燃費もいいはず」と思うこと。(P180)




これで、、、2007年07月13日以降(4425日)、、、
読んだ本   984冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 238225ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター


なんとなく拍子抜けの内容でした。
あれだけ裏の社会を取材していながらこんなつまらないことしか書けないの?
あぁ、、、、、これ以上のことを書いたら殺されてしまう???
しーゆー。