AX アックス

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Amazon.co.jp: AX アックス (角川文庫) : 伊坂 幸太郎
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。


~ もくじ ~
AX
BEE
Crayon
EXIT
FINE
解説 松江松恋




これで、、、2007年07月13日以降(6065日)、、、
読んだ本   1301冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 330032ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



面白かった!
これはサスペンスではなく家族愛を描いた話。
しかし10年ごしに復讐を果たすところはすごかった。

もくじの頭が、A,B,C,E,FでDが飛んでいますが、Driveという書きかけで書くのをやめた幻の作品があったそうです。
うーん、読みたかったなぁ・・・

殺し屋シリーズとして前作に『グラスホッパー』『マリアビートル』の2作があることを解説を読んで知りました。
これは読まなくては・・・
しーゆー。

四畳半神話大系

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四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1) | 森見 登美彦 | Amazon
冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できれば1回生に戻ってやり直したい! 4つの並行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。

~ もくじ ~
第一章 四畳半恋ノ邪魔者
第二章 四畳半自虐的代理代理戦争
第三章 四畳半の甘い生活
最終章 八十日間四畳半一周
解説 佐藤哲也


~ マイ関連エントリー ~
四畳半タイムマシンブルース (2023.11.30)



これで、、、2007年07月13日以降(6058日)、、、
読んだ本   1300冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 329648ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



面白かった。
あの時選択を間違えなければ私の人生は大きく違っていたのでは、、、
しかしここに出てくる4つの話はどれを選んでもたいしてかわらない結末に。。。
そして最後の話で並行世界であることが明かされる。
実に面白かった。
しーゆー。

彼女は頭が悪いから

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Amazon.co.jp: 彼女は頭が悪いから (文春文庫 ひ 14-4) : 姫野 カオルコ
読み手の無意識下にあるブランド意識、優越感や劣等感、学歴による序列や格差の実態をあぶり出し、自分は加害者と何が違うのだと問いかけ、気づきを促す社会派小説の傑作!

~ もくじ ~
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
エピローグ
文庫版あとがき
第三十二回柴田錬三郎賞選評




これで、、、2007年07月13日以降(6051日)、、、
読んだ本   1299冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 329243ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



凄い話だった。
500ページにわたり、最初から最後まで気分が悪い。
読後もスッキリした気持ちにはなれない。
凄い本だった。
しーゆー。

東京ロンダリング

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東京ロンダリング (集英社文庫) | 原田 ひ香| Amazon
変死などの起こった物件に一ヶ月だけ住み、また次に移るという奇妙な仕事をするりさ子。心に傷を持ち身一つで東京を転々とする彼女は、人の温かさに触れて少しずつ変わっていく。

~ もくじ ~
東京ロンダリング
解説 北上次郎



これで、、、2007年07月13日以降(6043日)、、、
読んだ本   1298冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 328686ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



事故物件のロンダリングが仕事というへんな女性のへんなお話、面白かったです。
続編もあるみたいなので、そのうち読んでみようかな・・・
しーゆー。

月と日の后(下)

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Amazon.co.jp: 月と日の后(下) (PHP文芸文庫) : 冲方 丁
怨念うずまく宮中で闘い続け、時の権力者である父・藤原道長に唯一反旗をひるがえし、七代の天皇を支えた藤原彰子の感動の生涯…


~ もくじ ~
初花の章(承前)
日輪の章




これで、、、2007年07月13日以降(6040日)、、、
読んだ本   1297冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 328486ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



面白かった!
とにもかくにも面白かった!
どこまでが史実かはわかりませんけれど、平安時代にこんなすばらしい中宮がいたなんて知りませんでした!

今年の大河ドラマの後半に出てくるはずですが、藤原彰子はどんな描い方をされるのでしょう?
紫式部が主人公なので、紫式部に支えられた世間知らずのお姫様みたいな感じで扱われてしまうのかもなぁ・・・
それだと残念すぎる・・・
しーゆー。

月と日の后(上)

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Amazon.co.jp: 月と日の后(上) (PHP文芸文庫) : 冲方 丁
わずか十二歳で入内した、藤原道長の娘・彰子。父に言われるがままに宮中に入った彼女を、夫である一条天皇は優しく受け入れるが、彼が真に愛した女性・定子の存在は、つねに彰子に付きまとう。しかし・・・


~ もくじ ~
望月の章
初花の章




これで、、、2007年07月13日以降(6038日)、、、
読んだ本   1296冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 328198ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



なんだこれ、めっちゃ面白い!
平安貴族の話がこれほど面白く読めるとは思っていませんでした。
主人公は道長の娘の彰子、ということは今年の大河ドラマよりも少し後の話かな、と思ったけれど、この巻の後半に紫式部が登場したので、大河ドラマの後半に出てきますね。
楽しみです。
それに、この小説ではとーってもこわーい詮子が、大河ドラマではいまはまだ楽しいお姫様だけど、ドラマの後半で、どのように描かれるのかも楽しみ。
さぁ、下巻を読まなくっちゃ!
しーゆー。

消えない月

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Amazon.co.jp: 消えない月 (角川文庫) : 畑野 智美
彼らは出会って恋人になり、やがて別れた。ありふれた恋のはずだった、彼が”ストーカー”になるまでは。――被害者の恐怖と、加害者の執着。ストーカーの闇を両側の視点から抉る・・・


~ もくじ ~
消えない月
解説 小早川明子




これで、、、2007年07月13日以降(6032日)、、、
読んだ本   1295冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 327902ページ(1日平均54ページ)



悪意がないだけに恐ろしいストーカー心理。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
結末が、、、いや、これ以上は書くまい。。。
しーゆー。

人獣細工

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Amazon.co.jp: 人獣細工 (角川ホラー文庫) : 小林 泰三
パッチワークガール。そう。私は継ぎはぎ娘。
先天性の病気が理由で、生後まもなくからブタの臓器を全身に移植され続けてきた少女・夕霞。


~ もくじ ~
人獣細工
吸血狩り

解説 朝松健




これで、、、2007年07月13日以降(6028日)、、、
読んだ本   1294冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 327486ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



3作品とも、おぞましくて怖くて、そして面白い話でした。
特に「話」のラストは「おっと、そう来たか!」という感じでした。
しーゆー。

ブッダという男

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ブッダという男 ――初期仏典を読みとく (ちくま新書 1763) | 清水 俊史 |Amazon
近代の仏教研究は仏典から神話的装飾を取り除くことで、ブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでのブッダ理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。


~ もくじ ~
はじめに
第一部 ブッダを知る方法
 第1章 ブッダとは何者だったのか
 第2章 初期仏典をどう読むか
第二部 ブッダを疑う
 第3章 ブッダは平和主義者だったのか
 第4章 ブッダは業と輪廻を否定したのか
 第5章 ブッダは階級差別を否定したのか
 第6章 ブッダは男女平等を主張したのか
 第7章 ブッダという男をどう見るか
第三部 ブッダの先駆性
 第8勝 仏教誕生の思想背景
 第9章 六師外道とブッダ
 第10章 ブッダの宇宙
 第11章 無我の発見
 第12章 縁起の発見
 終 章 ブッダという男
参考文献―より深く学ぶために
あとがき


~ なるほどな一文 ~
はるか昔の常識と、現代の常識は、まったく違うという点に留意しなければならない。(P31)




これで、、、2007年07月13日以降(6025日)、、、
読んだ本   1293冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 327230ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



バラモン教やジャイナ教などの経典と初期仏典の内容を比較しながら、当時の常識とはどういうもんだったのかを考えながら比べているので、元々の仏教がどういうものであったのか、ブッダはどんな人だったのかがとてもよくわかった気がしました。
以下は本書とは関係ない話ですが、、、
元々の仏教がが日本の仏教とまったく異なるものだということも理解できました。
もちろん、どちらがいいとか悪いとかはないと思います。
宗教は信じる人に心の平穏をもたらすためのものであると思うので、信じている人が心を平穏に保つことができるのであればそれでよいのだと思います。
従って、宗教を他者に強制するのは本来あってはならないことだと思います。
しーゆー。

サブマリン


サブマリン (講談社文庫) | 伊坂 幸太郎 | Amazon

犯罪を犯した少年の試験観察を行う家裁調査官と、調査対象の少年たちのお話。

~ もくじ ~
サブマリン
解説 矢野利裕




これで、、、2007年07月13日以降(6011日)、、、
読んだ本   1292冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 327006ページ(1日平均54ページ)
1日平均冊数が0.01ページ減ってしまった(0.22冊⇒0.21冊)
atasinti – 読書メーター



いろいろ考えさせられる本でした。
でも、、、
あれっ???
これ、伊坂 幸太郎さんの本だよねぇ?
時間移動もパラレルワールドも仮想空間もAIも出て来なかったんだけど・・・
これ、伊坂 幸太郎さんの本だよねぇ?
しーゆー。