怪仏異神ミステリー


怪仏異神ミステリー: 異形の相に秘められた「人々の願い」とは―― (王様文庫) | 本田 不二雄 | Amazon

なぜそんなお姿なのか。
なぜそんなお姿でなくてはならなかったのか。
そんな像がなぜそこに祀られているのか。

~ もくじ ~
はじめに―不思議に満ちた仏像、神像・・・その秘密に迫る!
1章 見れば見るほど謎めく「不思議な御尊体」
    ・・・なぜ、そんなお姿でそこに祀られているのか
2章 日本人にもっとも愛された観音さんの「思いもよらぬ姿」
    ・・・見る者を圧倒する、その存在感!
3章 いかにして「異形の神」は生み出されたのか?
    ・・・”ミステリアスな像”が語りかけてくること
4章 人間が神として祀られる世界
    ・・・「生き仏」と「生き神」があらわす位相
5章 究極の救済者―「阿弥陀仏」と「地蔵菩薩」
    ・・・”ありえないお姿”に秘められた慈悲と救いとは
6章 日本で「変身を遂げた」天部の神々
    ・・・人々の信仰と願いが造り上げた変相像
おわりに―これまでに出会った「すべての尊像」にリスペクトを込めて




これで、、、2007年07月13日以降(5899日)、、、
読んだ本   1271冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 320538ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



面白い本でした。
実際に行ってみてみたいものがたくさんありました。
でも、そう簡単には見せてもらえないものも多々ありそうです。
しーゆー。

馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow


Amazon.co.jp: 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow (講談社文庫) : 森 博嗣

探偵事務所への匿名の依頼は、22歳のホームレスの青年の調査だった。
彼はなぜホームレスをしているのか・・・

~ もくじ ~
プロローグ
第1章 愚かな声
第2章 偽りの声
第3章 弓の叫び
第4章 血の叫び
エピローグ
解説 斜線堂有紀
著作リスト


~ なるほどな一文 ~
人間は、基本的に一人で生きていけるのだ。それなのに、大勢で一緒になって、仲間意識を持たせ、絆で縛りつけようとしている。そんな強制のシステムが、この社会の機能だ、と理解できた。騙されていることに大勢が気づかない。自由を奪われ、労働しても結局は搾取される結果となる。雁字搦めの束縛生活が、生きる道だと勘違いしているのだ。(P61)




これで、、、2007年07月13日以降(5891日)、、、
読んだ本   1270冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 320298ページ(1日平均54ページ)
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理知的で静かな青年が最後に選んだ道が衝撃すぎる!!!
しーゆー。

推し、燃ゆ


Amazon.co.jp: 推し、燃ゆ (河出文庫) : 宇佐見 りん

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい――。

~ もくじ ~
推し、燃ゆ
文庫版あとがき
解説 体を貫く長い骨 金原ひとみ




これで、、、2007年07月13日以降(5884日)、、、
読んだ本   1269冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 319914ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



今の社会でうまく生きていけない時に、推しがいることが生きる糧になっている、そんな少女のお話。
そんな推しを失った彼女のその後が気になる終わり方・・・
しーゆー。

クララとお日さま


Amazon.co.jp: クララとお日さま (ハヤカワepi文庫 イ 1-10 epi109) : カズオ・イシグロ, 土屋 政雄訳

AIを搭載したロボットのクララは、病弱な少女と友情を育んでゆく。
愛とは、知性とは、家族とは?

~ もくじ ~
第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部
解説 鴻巣友季子




これで、、、2007年07月13日以降(5884日)、、、
読んだ本   1268冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 319754ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



面白かった!
全編、ロボットのクララを通して語られるので、結局よくわからないこともあるけれど、それもまた、この話の面白さの一つかも。
AIを搭載と行っても、現在のAIのようにネットワークでつながっているわけではなくスタンドアローンのAI。
なのでクララが自分が見たもの聞いたものをもとに学習していく。
そこがまた面白い。
少女のおかあさんのクララを使って行おうとしていた企みが悲しい。
そして結末がちょっとさびしい・・・
しーゆー。

正欲


Amazon.co.jp: 正欲 (新潮文庫 あ 78-3) : 朝井 リョウ

自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。
”多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合な繋がりとは・・・

~ もくじ ~
正欲
解説 東畑開人




これで、、、2007年07月13日以降(5872日)、、、
読んだ本   1266冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 319258ページ(1日平均54ページ)

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多様性だ、ダイバーシティだ、と叫んでいる人も、自分が想像できる範囲の多様性のことしか理解しようとはしていない。
非常に考えさせられる本でした。
しーゆー。

逆ソクラテス


逆ソクラテス (集英社文庫) | 伊坂幸太郎 | Amazon

先入観を持って接していると後でどんでん返しをくらう可能性があるよという小学生が主人公のお話の短編集。

~ もくじ ~
逆ソクラテス
スロウではない
非オプティマス
アンスポーツマンライク
逆ワシントン
『逆ソクラテス』文庫化記念インタビュー




これで、、、2007年07月13日以降(5856日)、、、
読んだ本   1265冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 318394ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



伊坂幸太郎さんの本なのに、仮想世界も並列世界も、SFっぽいことは何も出てこない。
でも期待を裏切らない面白さでした。
しーゆー。

世界史の中のヤバい女たち


世界史の中のヤバい女たち (新潮新書) | 黒澤 はゆま | Amazon

長い人類の歴史の中で、強い男はヒーローと呼ばれ、強い女は魔女と呼ばれてきた。
男性社会の序列をはねのけ、その強さゆえに迫害された‶魔女〟たちの活躍と、
男性を中心に作られた歴史の裏に隠されてきた素顔に迫る!

~ もくじ ~
第一章 すべての女性が望むことは 魔女ラグネルの結婚
第二章 アステカ王国を滅ぼした女 神の通訳マリンチェ
第三章 男を犯して子をなす 女戦士部族アマゾーン
第四章 早馬を駆る 女騎手・すみとスミス
第五章 戦場の女 ジャンヌ・ダルクの百年戦争
第六章 女性として根絶できない部分 独ソ戦と女性兵士たち
第七章 敵はとことんやっつけるもの ウクライナの聖人オリハ
第八章 残忍な女戦士 偉大な女王ンジンガ
第九章 苦しむ人のために戦い抜く 冷徹な天使ナイチンゲール
第十章 非情剛毅を貫いた皇后 中国三大悪女・呂后
おわりに




これで、、、2007年07月13日以降(5856日)、、、
読んだ本   1265冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 318394ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



名前を聞いたことがあるというレベルでも3人くらいしかいませんでした。
もっと教科書に載せるなどして教えていくべき人たちなのではないでしょうか。
しーゆー。

できない男


できない男 (集英社文庫) | 額賀 澪 | Amazon

青春コンプレックスの荘介と、3年前の元カノの浮気を引きずる裕紀。ある広告コンペでの出逢いが、ふたりの人生を変える?!

~ もくじ ~
1.ほら、何も起きない!
2.覚悟できない男
3.八つ当たりです
4.南波仁志め
5.文化祭の準備
6.責任
7.できない男
解説 吉田大助




これで、、、2007年07月13日以降(5849日)、、、
読んだ本   1264冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 318186ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



解説にも書いてありましたが、結局、「できる/できない」は「やる/やらない」なんだなぁ・・・
しーゆー。

世界でいちばん透きとおった物語


Amazon.co.jp: 世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2) : 杉井 光

奇妙な成り行きから、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになった青年の話。

~ 目次 ~
世界でいちばん透きとおった物語
 第1章
 第2章
 第3章
 第4章
 第5章
 第6章
 第7章
 第8章
 第9章
 第10章
 第11章
 第12章
 第13章
あとがきにかえて
参考文献




これで、、、2007年07月13日以降(5841日)、、、
読んだ本   1263冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 317898ページ(1日平均54ページ)




ネタバレ厳禁、確かにね。
すごいラストでした!
しーゆー。

神さまを待っている


Amazon.co.jp: 神さまを待っている (文春文庫 は 57-1) : 畑野 智美

大学に進学し、勉強や就活に励み、まじめに勤めていた女性がまたたくまに貧困に呑み込まれていき、抜け出せなくなる。
著者自らの体験をもとに描いた「貧困女子」長篇小説。

~ もくじ ~
五百円の鰺フライ定食
百円のコッペパン
一万五千円の彼女たち
0円のスープ
三千円のメロンパフェ
二万円のわたし
わたしの神さま
生活
もう一人の神さま
解説 佐久間由衣




これで、、、2007年07月13日以降(5835日)、、、
読んだ本   1262冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 317658ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



途中までは、貧困女子へと落ちていく一人の女性のリアリティ溢れた話でした。
でも最後が、、、三流ドラマみたいなご都合主義的ハッピーエンド・・・
あんな神さまみたいな男友達なんて実際にはいないし、あんな神さまみたいな会社に簡単に就職出来たりもしない・・・
しーゆー。