機上の奇人たち

機上の奇人たち―フライトアテンダント爆笑告白記 (文春文庫)
エリオット ヘスター
文藝春秋
売り上げランキング: 152236

飛行機の中で起こる数々の出来事。
黒人男性フライトアテンダントのよる告白集。
とてもおもしろい話がたくさん、でも自分の乗った飛行機ではぜったいにごめんだ(笑

~ もくじ ~ 

はじめに
1章 悪夢のような旅
2章 好戦的な乗客
3章 雑多な一団
4章 「あれ?}混乱だらけの旅
5章 ロケット・サイエンス
6章 地獄のステイ
7章 マ、マ、マ、マ、マイル・ハイ・クラブ
あとがき
訳者あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

長い行列や、発着の遅れや、乗り継ぎの手違いなどに耐えているのは、あるのがれられない真実ゆえだ。(P344)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1696日)、、、
読んだ本   325冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 74114ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

ふと、下記動画を思い出した。

My関連エントリー
カッコいい搭乗員さん at 2011.11.27

“第二のフクシマ、日本滅亡”と”「反原発」の不都合な真実”

第二のフクシマ、日本滅亡 (朝日新書)
広瀬 隆
朝日新聞出版
売り上げランキング: 444
「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)
藤沢 数希
新潮社
売り上げランキング: 278

今回は2冊まとめて。
福島第一原発の事故と放射性物質による被害については、何が真実なのか、よくわかりません。
テレビも新聞も真実を報道しているとは思えません。
そんな訳で「両極端」の本を読み比べてみました。
いますぐ全原発を廃炉にしないと日本全国放射能まみれになり、国外脱出しか助かる道はなくなってしまうという広瀬さんの本と、原子力発電は火力発電よりはるかに安全であり、経済的であり、原子力を利用するしか未来はないと主張する藤沢さんの本。
どちらも、データをもとにそれぞれの主張を行っており、「ふむふむなるほどそうなのか」と読めてしまいます。
これはどうしたことでしょう?
つまりデータを多用する本はあてにならないということです。
データを元に話を展開しているようにみせかけて、実は最初に結論ありきで、その結論に持って行くのに都合のよいデータのみを選んでいるということですね。

なお、広瀬さんの本は、後半はほとんど個人的な感情論です。対して藤沢さんの本は最後まで冷静で理論的なのですが、10年に一度原発事故が起きるとすると補償額はいくらになり・・・50年に一度だと・・・・という感じで、原発事故が起きてもお金で補償すればよいというように読みとれるところはとても賛同できません。たとえ50年に一度でも今回のような事故が起きることはあってはならないことだと思います。お金を払えば済む問題ではありません。

そんなわけで、両極端の本を読んで、ますますわからなくなった原発問題。
二人で討論してくれないかなぁ。。。
もっとも二人で討論したとしても、広瀬さんが途中から感情的になってまともな討論にならなくなってしまいそうな気がするが。。。

~ ”第二のフクシマ、日本滅亡” もくじ ~

序章  次の大事故が迫っている
第一章 六ヶ所再処理工場の即時閉鎖
第二章 全土の原発の廃炉断行と使用済み核燃料の厳重保管
第三章 汚染食品の流通阻止のためのベクレル表示義務づけ
第四章 汚染土壌・汚染瓦礫・焼却灰の厳重保管
第五章 東京電力処分とエネルギー問題
第六章 原発廃止後の原発自治体の保護
あとがき

~ “第二のフクシマ、日本滅亡” なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

保安院は、すでに子供たちから、上から読んでも下から読んでも「ホアンインゼンインアホ」と呼ばれる集団だが、このアホたちが、欠陥原発をつくった原子炉メーカーOBによって乗っ取られていたのだから、何でもあり、という無法地帯である。(P133)

~ ”「反原発」の不都合な真実” もくじ ~

まえがき
第1章 原子力で命を守りたい
第2章 放射線のリスクとは?
第3章 自然エネルギーの不都合な真実
第4章 化石燃料と地球環境問題
第5章 救える命の数は経済の豊かさに比例する
第6章 原子力を理解する
第7章 エネルギーの未来
あとがき

~ “「反原発」の不都合な真実” なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

メディアの商売にとって重要なリスクと、個人の安全にとって重要なリスクは全く別物である、ということは肝に銘じておくべきでしょう。(P47)

 
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1689日)、、、
読んだ本   324冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 73764ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか (文春文庫)
町山 智浩
文藝春秋 (2011-12-06)
売り上げランキング: 48048

いまのアメリカという国がどういう国なのか、
アメリカ人はどういう人たちなのか、
とっても、よーくわかります。

アメリカ人は変なヤツばかりだ?
でも、彼らから見れば、日本人は変なヤツばかりなのだ。

~ もくじ ~

chapter 1: Living in America
chapter 2: Nightmare
chapter 3: Care of Business
chapter 4: Rock in the USA
chapter 5: Culture Wars
chapter 6: Boob Tube
chapter 7: Celebrity Meltdown
chapter 8: Nippon Daisuki!
chapter 9: American Dreamers

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

悪魔はアーミッシュの村の外にいるのではなく、神は聖書の中にいるのではない。両方とも人の心の内側にいるのだ。(P19)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

『バスターからの手紙』に限らず、アメリカの子ども番組はいろいろな家族のあり方を見せることに意識的だ。
(略)
それに対して日本のアニメ、いやテレビドラマでもいい、身体障害者や被差別部落出身者、いや片親の子どもが「テーマ」ではなく「日常」として当たり前に登場することがあるだろうか?

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1683日)、、、
読んだ本   322冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 73252ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

先生はえらい

先生はえらい (ちくまプリマー新書)
内田 樹
筑摩書房
売り上げランキング: 12130

世の中の先生はみーんな偉いんだぞ!
という話ではありません。
それぞれの人にとって「師」と呼べる人とはどういう存在なのか、
ということについて、と~っても「わかりにくく」書いてあります。
結局、最後まで、なんで「先生はえらい」のかわからなかったおとうさんですが、
最後にそれでいいのだみたいなことが書いてあって、ますますわからない(笑

ただ一つ、コミュニケーションの本質について、というよりは、人はなぜコミュニケーションを行いたいのかということについて書かれている話については、
「なるほどぉ!」
と叫びたくなるほど目から鱗の話で、よくわかりました。
そう言う意味では、内田先生は私にとっての「先生」の一人なのかも(笑

~ もくじ ~

はじめに
先生は既製品ではありません
恋愛と学び
教習所とF-1ドライバー
学びの主体性
なんでも根源的に考える
オチのない話
他我
前未来形で語られる過去
うなぎ
原因と効果
沈黙交易
交換とサッカー
大航海時代とアマゾン・ドットコム
話は最初に戻って
あべこべことば
誤解の幅
誤解のコミュニケーション
聴き手のいないことば
口ごもる文章
誤読する自由
あなたは何を言いたいのですか?
謎の先生
誤解者としてのアイデンティティ
沓を落とす人
先生はえらい

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「尊敬できる先生」というのは「恋人」に似ています。(P14)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

理解を望みながら、理解に達することができないという宙づり状態をできるだけ延長すること、それを私たちは望んでいるのです。(P102)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1677日)、、、
読んだ本   321冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72788ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

台湾人には、ご用心!

台湾人には、ご用心!
台湾人には、ご用心!

posted with amazlet at 12.02.12
酒井 亨
三五館
売り上げランキング: 11266

東日本大震災に対しては、まるで自分の国のことのように感じてくれ、どこよりも多くの義損金を送ってくれた台湾。
台湾在住のジャーナリストが書く愛すべき台湾人の実態。
生まれも育ちも考え方も、中国人とは全く異なり、どちらかと言えばマレー系に近い台湾人のことがとてもよくわかります。

表紙の絵はお気に入りの絵なので、大きくしました(笑

~ もくじ ~

プロローグ―台湾人がわかると幸せになれる
第1章 日本に熱い視線を送る台湾人
第2章 台湾人の陽気な日常!
第3章 台湾人は中国人ではなくマレー系
第4章 過去にも国家にも、こだわらない
第5章 パンダに無関心の台湾人
第6章 台湾人と付き合うときの注意点
第7章 台湾人の常識、日本人の非常識!?
第8章 勘違いしないように、ご用心を!
あとがき―民間力があれば、国家は不要!

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本人保守派も中国人も、自分たちが歴史や過去にこだわるからといって、世界中のすべての人間が同じ思考パターンを持っていると思いこんでいるのだろう。
しかし世の中には、自分たちとは論理展開や精神構造が異なる種族や民族や人間集団がいることをわきまえておいたほうがよいだろう。(P108)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そもそも台湾語や中国語に日本語の「迷惑」にあたる言葉がない。ということは、最初から相手に結果的に迷惑になるという観念そのものがないのである。(P155)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1676日)、、、
読んだ本   320冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72613ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

タブーの正体

日本のマスコミはなぜ「真実」を報道しないのか。
暴力に弱い、
権力に弱い、
お金に弱い、
そんな日本のマスコミの実態を露わにしてくれます。

日本のジャーナリスト精神はどこへいったのだ?
もしかして、そんなものは、最初から日本にはなかった??

マスコミとはこういうもんだと知って、テレビや新聞の報道に接する必要があります。

テレビや新聞の偏向報道に洗脳されることなく、
だからと言って、ネット上のデマや風説に惑わされないためには、
情報ソースを自分で確認することが大事。

~ もくじ ~

序 章 メディアにおけるタブーとは何か
第1章 暴力の恐怖―皇室、宗教タブーの構造と同和タブーへの過剰反応
第2章 権力の恐怖―今も存在する政治家、官僚タブー
第3章 経済の恐怖―特定企業や芸能人がタブーとなるメカニズム
第4章 メディアはなぜ、恐怖に屈するのか
あとがき
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

相手の力が強ければタブーの前にひざまずいて不正を放置し、相手の力が弱まれば、あるいは国家権力の後ろ盾があれば、途端に威勢のいい批判に転じる。そこには、自らの判断でタブーを乗り越えようという意志はみじんもない。(P111)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

広告は企業にとってたんにPRや商品のこくちのためのものではない。メディアを黙らせるための口止め料なのである。(P189)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1674日)、、、
読んだ本   319冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72389ページ (1日平均43ページ)
先日データが反映されていなかった「後白河法皇」もデータが反映されていたので、登録し直しました。

読書メーター – atasinti

後白河法皇

後白河法皇 (幻冬舎新書)
河合 敦
幻冬舎
売り上げランキング: 23728

なに、この人、おもしろすぎるじゃん!

歌ばっかり歌ってるできそこないと貴族にバカにされ、
源平の武家に翻弄され、
と言いながら、
実は彼らを巧みに利用して、
ほんの場つなぎだったはずが、
やりたいことをやりたいようにやってるうちに、
結果として長期政権に。

みながみな自分のことしか考えない貴族世界において
そんなことをしたらダメとたしなめられながらも京の民と話をしたり、
京の民の生活のことを考えていた、
そんな後白河上皇を京の民も慕っていたという。

「遊びをせんとや生まれけん」
とはまさにこの人の一生をうたった歌。

それにしても、崇徳上皇の一生は悲しすぎる。
父親には嫌われ、世話した弟には裏切られ、死して後は祟り扱い。。。

平清盛や源義経が主役ではなく、
後白河上皇を主役に
彼の目から見た源平の時代を
大河ドラマで見てみたいなぁ。

崇徳上皇が主役の大河ドラマってのも面白いかも。

ちなみに今年の大河ドラマ「平清盛」では松田翔太が後白河上皇を演じるそうです。
どんな描かれ方をするのか、ちょっとだけ今年の大河ドラマの楽しみが増えました。

~ もくじ ~ 

まえがき
第1章 雅仁親王の誕生と保元の乱
第2章 平治の乱と後白河上皇の失脚
第3章 後白河院制復活と平清盛
第4章 清盛の死と平家の滅亡
第5章 偉大な暗主の最期

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

現代風にいうならば、清盛は後白河にとって、「ドラえもん」だった。これまで後白河は、困ったときはいつも清盛に泣きつき、そのたびに清盛は自分の夢を叶えてくれた。(P122)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

なんと、義経の顔は「平家の中のえりくづよりも、なほ劣れり」「向かふ歯の二つさしあらはれ」「せい小さき男の色白かんなるが、当門歯(出っ歯)の少し差し顕れて」と記されているのだ。
つまり、平家の屑男(ぶ男)より劣り、出っ歯でチビだというのである。(P201)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1669日)、、、
読んだ本   318冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72188ページ (1日平均43ページ)
「読書メーター」にこの本のページ数が反映されないので、グラフは省略。
不具合報告をしました。

さよなら!僕らのソニー

さよなら!僕らのソニー (文春新書)
立石 泰則
文藝春秋
売り上げランキング: 172

私は特にソニー信者というわけではありません。
そんな私でも、音楽はウォークマン、パソコンはVAIO、ポケットにはPDAのCLIE、という時期がありました。
ただ、私が当時ソニー製品を選んだのは、技術的に優れていたからでも、信頼性が高かったからでもありません。技術的には当時は他社と変わらなかったし、信頼性に関しては、ソニー製品は保証期間をちょっとすぎた頃には壊れる、という「ソニータイマー」の存在が語られるような状況でした。それでもソニー製品を選んだのは、カッコよかったからです。
そして時がたち、音楽はiPodに、パソコンは富士通に、PDAはスマートフォンにと変わりました。
あれっ?そう言えば、今の我が家にソニー製品ってあったっけ???

そうはいっても、外で音楽を聴くというライフスタイルを作りだしたのはソニーです。
それをさらに進化させ、音楽はCDを購入して入手するのではなくダウンロードで入手するライフスタイルを作りだしたのがAppleです。

でも、ソニーからはそんな斬新な、ライフスタイルを変えるような、あるいはときめきを覚えるような、そんな「電気製品」はもう出てくることはないんだろうな、、、
創業時からストリンガーまで、その時々の経営陣へのインタビュー内容、その時々の会社の状況をもとにソニーという会社の変遷を振り返って、そんなため息をついている本です。

そんなこの本を読んでいる真最中に、ソニーのCEOがストリンガーさんから平井さんに変わるというニュースが飛び込んできました。
なんというタイミング!!!
この本によると、平井さんはストリンガーさんのお気に入りの一人だったようなので、ソニーの方向性は変わらないんでしょうね。

~ もくじ ~ 

第一章 僕らのソニー
第二章 ソニー神話の崩壊
第三章 「ソニーらしい」商品
第四章 「技術のソニー」とテレビ凋落
第五章 ホワッツ・ソニー
第六章 黒船襲来
第七章 ストリンガー独裁
最終章 さよなら!僕らのソニー

~ なるほどな一文 (リンクはInBookの該当セリフのページ)

マーケット・クリエーション(市場を作ること)というのは、マーケット・エデュケーション(市場を教育すること)のことなんだ(P46)

~ もう一つなるほどな一文 (リンクはInBookの該当セリフのページ)

いまのソニーは、私たちに「夢」を与えてくれた、ソニースピリットあふれる私たちの知るソニーではないからだ。(P292)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1667日)、、、
読んだ本   317冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 71958ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti
 
 
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こころに効く「断捨離」

こころに効く「断捨離」  角川SSC新書 (角川SSC新書)
やましたひでこ
角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2012-01-10)
売り上げランキング: 37149

モノのお片づけの有効な方法として一時期さわがれた「断捨離」は、
モノや空間の片づけだけでなく、こころにも効く、
重たくなったこころを軽くすることができる、
いや、そもそも「断捨離」は、自分を軸に、自分にとって要・適・快なのは何かを選択していくことで、こころを軽くし、その結果、モノや空間も片づくと言うものである、という話。

ただ・・・
この本の中に

一見、人生の教訓めいていて座右の銘にしてもおかしくないすばらしい表現にも、曖昧さを感じることがあります。(P68)

という一文がありましたが、この本の内容も、まさにそんな曖昧さを感じてしまう、そんなおとうさんなのでした。

~ もくじ ~ 

はじめに「心を軽くしたい私たち。自分の軸に戻ろうよ!」
序 章 なぜ心は重くなってしまうのか
第1章 いつの間にか、私たちの心は「とらわれている」
第2章 私たちの心が、どれだけブレているのか!?
第3章 今だけを見つめて生きるには?
第4章 心を整理していく断捨離
第5章 命には自分を治癒する力が備わっている
まとめ「心の断捨離は、心のクラター整理術」
おわりに「こころの庭」

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

いつしか私たちは、考えることを他人任せにしていた。すべてではないのでしょうが、きっと大事なところで。
きっと、いくつも。
問題が解決しない責任は、自分にあるのではなく、誰かに押しつけることに慣れてしまっているから。だから、心が片付かなくなっている。
モノも空間も心も片付かないのは、散らかしている自分自身の領域です。(P39)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

時間泥棒は、大量の者たち、そして垂れ流されている情報、そして、しがらみのつきあいでしかない人間関係。さらに、これら三つに、「他人軸」という要素が加わって、初めて”大泥棒”と化すのです。(P131)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1662日)、、、
読んだ本   316冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 71666ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

日本人が知らない「怖いビジネス」

日本人が知らない「怖いビジネス」 (角川oneテーマ21)
門倉 貴史
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-01-10)
売り上げランキング: 22456

聞いたこともないような背筋も凍る怖いビジネスの話は、最初の方のいくつかだけで、
残りは、そこかしこで聞いたような話の寄せ集めでした。

~ もくじ ~ 

はじめに
第1章 見も毛もよだつ「怖いビジネス」
第2章 世界に蔓延する「怖いクスリ」
第3章 欲望につけこむ「エロ怖いビジネス」
第4章 モラルなき「怖い金融商品」
第5章 中国の恐るべき「パクリビジネス」
第6章 弱者を骨の髄までしゃぶる「貧困ビジネス」
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「ラブ・コネクション」の手口が怖いのは、冷静に考えればおかしいことや辻褄の合わないことがたくさんあるのに、いったん恋に落ちてしまうと「恋は盲目」という言葉もある通り、舞い上がって相手にまったく疑いを持たなくなってしまうことです。(P83)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

たとえばファイザーの調査によると、バイアグラの日本国内における年間偽物流通量がオリジナルの流通量の2.5倍にも上るということです。(P88)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1658日)、、、
読んだ本   315冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 71492ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti